新庄剛志が夢を語る「GACKTと大コンサート開くよ、音痴だけど」

　日本人として初めて野手でメジャーリーグに挑戦し、帰国後は日本ハムでチームを44年ぶりの優勝に導いた男・新庄剛志（46）。

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　引退後はバリに移り住み、すでに10年たったという。いったい今の夢はなんなのか、新庄と20年来の付き合いだという元芸人、インタビューマン山下が新庄の夢を聞いた！

ーーこれからかなえたい夢はありますか？

新庄「俺は今まで3回夢をかなえているのよ。小さいころの夢がプロ野球選手になる夢。プロ野球選手になってメジャーリーグに行きたいという夢。プロ野球で日本一になりたいという夢。3つ叶えたけど、今考えると夢がちっちぇなと思って」

ーーいや、でかいですよ（笑）！

「いや、全部夢を叶えてきてるから、俺からしたら、ちっちゃいよ」

ーー今、歌の練習をやっているんですよね。

「レッスンは受けているけど、うまくならない」

ーーそういえば昔、新庄さん、EXILEのATSUSHIさんにカラオケBARで歌を教えてもらってましたよね。「今日、俺、EXILEの新しい歌を覚えてきたから、ATSUSHI聞いて」って。僕はあのとき「よくあの歌唱力で本人の前で歌えるな」と思ってました（笑）。

「言わんでいいやろ、そんなこと。ウザいわ～（笑）。俺は歌が下手でしょ。野球も最初下手だったの。だから歌もうまくなるかなと思ったら、うまくならん。
　でも今はそれが面白い。逆境になればなるほど力を出すタイプだから。最終的にはデカい会場でGACKTと一緒に歌おうかなと（笑）。俺とGACKTだったらキャラ的に面白いかなと思って。後は……総理大臣かな～　（笑）」

ーーおおすごいですね！　いい見出しになりますね！　ありがとうございます（笑）。

「（真顔になって）本当は、プロ野球の監督をしてみたい」

ーー新庄さんは、野球選手を見る目に自信があるんですよね。新庄さんがアメリカに渡った1年目のオフで帰国した際、当時・阪神の野村監督に、新庄さんがおすすめした3人の外国人選手がいたんですよね。
　その外国人選手は、スカウト陣から不合格の烙印を押されていたので、結局、阪神は取らなかった。でも、他球団がその3人を獲得したら、結果3人とも大活躍して全員タイトルを取ったという……。

「そう、見る目あるのよ。俺、頭いいから（笑）」

　次々と大きい夢を叶えていく新庄剛志。個人的には、プロ野球に参入の噂があるZOZOで新庄監督を見てみたい。

※新庄剛志の新刊『わいたこら。 - 人生を超ポジティブに生きる僕の方法』（学研）9月20日発売中