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山里亮太「『キングコング』への嫉妬が成功への道だった」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.23 11:00 最終更新日:2018.09.23 11:00

山里亮太「『キングコング』への嫉妬が成功への道だった」

 

 南海キャンディーズの山里亮太が、9月20日放送の『ゴロウ・デラックス』(TBS系)に出演した。

 

 番組では、山里の著書『天才はあきらめた』(朝日文庫)を紹介。嫉妬が芸人として成功するために必要だっという彼は、「いま思えばこのコンビがいてくれたからこそ。(同期に)キングコングというスーパースターがいた」と振り返る。

 

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 続いて「(お笑い養成所に)在学中、受賞したりテレビに出まくったり。圧倒的すぎて先生たちも『もうええやろ。今年キンコン出たし』って言うぐらい。ある講師にいたっては、『これ見てなにか感じへんか?』ってキングコングの受賞シーンを見るっていう授業をやりやがった」と説明する。

 

 当時、山里は「侍パンチ」というコンビを組んでいたが解散。卒業間近に「足軽エンペラー」を結成し、卒業公演では実力者のみが獲得できる5分の尺を見事獲得する。しかし、またしてもキングコングに実力の差を見せつけられたという。

 

「(自分たちは)5分組か、すげえなって思ってはしゃいでて見逃してたんですよ。(出演者の名前の)上に『MC キングコング』って。あれは屈辱的。向こうが何かズルしているわけじゃなく、実力の差だったんですけど」

 

 ここで共演者から「いまでも彼らと会ったりするのか?」と聞かれ、山里はこう明かす。

 

「会いますね。西野(亮廣)という男は、いついかなるときに会っても、(こちらを)包み込むテンションでくる。(周囲からの過去の嫉妬に関し)『そりゃしゃあないよ、俺たちはあのときワッと推されてたし、みんな嫌な感じがするのも』と、全部許しやがる。それはそれで、また敗北感を味わうから腹が立つ」

 

 苦難の若き日々を綴った山里の著書は、10万部を超えたという。周囲への嫉妬というネガティブな感情も無駄にはならなかったようだ。

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