お笑い芸人のカンニング竹山が、10月13日放送の『The NIGHT』(AbemaTV)に出演した。
芸人のエハラマサヒロのライブにゲスト出演したという竹山。直前にGLAYが登場し、観客が盛り上がってしまったらしいのだが、「どうしようかなと思って、トップギアに入れた。マイクを持って最初からぶちキレて。それはそれで盛り上がって湧いた」と様子を振り返る。
だが、その日に「年取ったな」と実感した竹山は「15分ぐらいちょっと暴れただけで、家に帰ったら熱が出た」と告白。
さらに「いまぼくは47歳ですけど、20年前はコンビでその仕事(キレ芸)をやっていた。テレビはMAXで1日8本くらいで、ただただ怒鳴って番組に乱入するとか。土日は学園祭の営業で、1日4本くらいキレた漫才をしにいく。それでへっちゃらだった」と続ける。
そんな竹山だが、2017年5月11日放送の『志村の夜』(フジテレビ系)で、一見大変そうなキレ芸の裏側について明かしている。
「1日で何本も(キレ芸を)こなせる仕組みがあって。収録してる番組に、なんの脈略もなく入って、呼ばれてないのにカメラに向かって『おい! 俺ら呼べよ!』と(キレる)。(スタジオ中に)『帰れ!』って言われて、ただ『“帰れ”ってどういうことだよ!』と(叫んで)帰る。
この仕事の連続なんです。絶対(スタッフ)に約束しなきゃいけないのは、収録ですから時間を守ってキレて帰んなくちゃいけないこと」
『志村の夜』では、借金取りに追われ自暴自棄になり、ライブで暴言を吐いたことが、キレ芸のきっかけと明かした竹山。20年間続けてきたキレ芸だが、そろそろ体の方が悲鳴をあげているのかも。