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続編決定『リーガルV』…米倉涼子パワーの源はマイクッション
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.08 11:00 最終更新日:2018.11.08 11:00
穏やかな秋晴れのもと、颯爽と座長が現場に到着したのは、午前8時を少し過ぎたころ。ベストコンディションを保つことも仕事のうちと言わんばかりに、米倉涼子(43)の両手には愛用のクッションが2つも抱えられていた。
ここは「失敗できない」とさんざん言われてきた米倉主演の新ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』(テレビ朝日系)の撮影現場だ。
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「撮影中には、監督に細かい動きやセリフを提案したり、共演者に演技指導をしたりと、皆を引っ張っている。
高級うなぎ弁当を差し入れたと話題になったが、米倉さんは箱入りフルーツや高級焼き肉弁当を、頻繁に差し入れてくれている」(制作会社関係者)
その甲斐あって、数字は好調。初回から3話すべてで平均視聴率15%超えを記録した。18.1%を叩き出した第2話の放送週には、テレ朝が視聴率週間「三冠王」を獲得。彼女はテレ朝の推進役だ。
コラムニストのペリー荻野氏は、『リーガルV』成功の背景を、こう考察する。
「強気な米倉さんのキャラと、カタルシスの大きな結末という『ドクターX』と同じ構図を、“資格がない、自分でやらない……” と、『ドクターX』の裏返しの設定で見せています。別物を作ったようで、うまく前作の蓄積を引き継いでいるんです。
視聴者も米倉さんのキャラがわかっているから、『米倉劇場』の新バージョンとして楽しんでいるはず。米倉さんはテレ朝にしっかり根を張ったと感じますね」
自ら志願した新ドラマで、みごとに「米倉劇場」の確立に成功。好発進を受けて、米倉の耳にはすでにこんなニュースが飛び込んでいる。
「ドラマは現在、中盤の撮影中だが、早くも来年同クールでの『リーガルV』の続編が決まっている」(前出・制作会社関係者)
笑いが止まらないのも、うなずける。
(週刊FLASH 2018年11月13日号)