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ロバート山本、秋山竜次に追い込まれて「絵本」の才能開花

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.11.13 11:00FLASH編集部

ロバート山本、秋山竜次に追い込まれて「絵本」の才能開花

 

 お笑いトリオ「ロバート」と言えば、梅宮辰夫のモノマネでおなじみの秋山竜次、『プレバト』(TBS系)の人気コーナー「料理の盛り付け査定」で名人2段の称号を持つ馬場裕之を思い出す。しかし、地味だ地味だと言われ続けてきた山本博が、新たな才能を開花させたと聞き、元芸人のインタビューマン山下が直撃した!

 

 

ーー山本さんが、とんでもない新たな才能を開花させたと聞いたのですが。

 

「いや、いきなりハードルを上げるのはやめてください(笑)。紙芝居を描いただけですから……というか、正しくは紙芝居を描かされたといった方が正しいですね」

 

ーー書かされたとはどういうことですか?

 

「僕らが2カ月に1回やってるライブがあるんですよ。そのライブの1週間前、秋山からLINEが来て『博、来週のライブで紙芝居を作って来てくれ。タイトルは「少年の魔法のサスペンダー」で』って。

 

 僕は絵心もないしイラストも全然描いたこともないので、『無理だよ! 絶対無理だから!』ってLINEを返したんですけど、1、2日たっても、なんの返事もないんですよ。

 

 それで、『やべぇ! これはマジだな』と思って、急遽、画材を買いに行って、なんとかマジックで5枚の絵を書いて話を作って間に合わせました」

 

ーーその紙芝居をライブで披露してどうでしたか?

 

「それがすごく盛り上がって、秋山も舞台で初めて見て『めちゃめちゃ、いいじゃん!』ってなったんです。それから毎回ライブの1週間前に秋山からLINEでタイトルが送られてきて、僕がその紙芝居を描くというのを3年やって20作品作りました。

 

 絵は下手だけど、魂を込めて作っていたんで、自分にはどれぐらいの実力があるのか純粋に知りたいと思って、いろいろ調べてみたら「えほん大賞」というコンテストがあったんです。

 

 それで、ロバート山本ではなく、ただの山本博として連絡先を書いて応募してみたんですよ。
 そしたら大会の担当者さんから『絵の色使い、奇想天外なストーリー、奇抜なタイトルの紙芝居をどうやって作ったのか、お話をお聞きしたい』と手紙をいただいたんです。

 

 それで、その会社に行ったら、担当者の方が『え? ロバートの? どうゆうことですか? 一回座ってお話しましょう』ってなりました(笑)。

 

 すべて事情を話したら、『おもしろい』ってなって、絵本として発売することになったんです。ただ僕が応募した『えほん大賞』では何の賞もいただけなかったですけど(笑)」

 

 私(インタビューマン山下)も絵本を読んだが、絵の出来はともかくストーリーは素晴らしい。ぜひ自分の子供に読んであげた……あっ、すいません、私、独身でしたわ。

 

※山本博(ロバート)『むちゃぶり かみしばい』(文芸社)発売中

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