マツコ・デラックスが、11月15日放送の『アウト・デラックス』(フジテレビ系)で、叶姉妹の意外な一面を明かした。
テレビのスタッフへの気遣いや関係性が大事という話から、マツコは「イマジカ(編集所)にまで、陣中見舞いに行くのは叶姉妹ぐらい」と語った。スタッフが編集作業しているところまで、ねぎらいに行くというのだ。
叶姉妹といえば、意外な場所で1万人のスタッフへ差し入れ準備したこともある。
2016年12月、『コミックマーケット』への参加を表明。自身のブログで12月28日に「1万人以上いらっしゃる冬のコミケ関係者の皆さんにお差し入れの準備をいたします」と予告した。
だが、大量の差し入れは原則禁止と知って、断念。ブログに「きのう大急ぎで手配いたしましたお差し入れのキャンセルのtelをまた大急ぎでしておりました」とつづった。
1万札ではなく、両替のいらない1000円札を持っていくことなど、アドバイスされたコミケのルールに忠実に従って行動し、周囲に配慮した振る舞いを、ネット上では「ファビュラス」と絶賛された。
また、ウェブ『美ST ONLINE』の山田ゴメス氏の記事でも、叶姉妹の気遣いを伝える記事が掲載されている。
《名刺交換をして、ホンの2、3分しかお話する機会がなかったのに……数日後なんと! 私の家に叶姉妹名義のカタログ通販の商品券3千円分が届いたのである。聞けば、その場で名刺交換をした30人近くのスタッフすべてに同じ“お心付け”が届いたという》
叶恭子は、著書『叶恭子の知のジュエリー12ヶ月』でこうつづっている。
《自分を大切にするためには、他人の存在を尊重することが必要条件なのです。他人とちゃんとした関係を結ぶためには、また、自分を大切に扱えていることが前提条件なのです》
自由気ままな生き方をしているように見える叶姉妹だが、スタッフや関係者に気遣いをしているからこそ、各所で重用されるのだろう。