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依頼は600件以上『池の水ぜんぶ抜く』思いついたきっかけは…
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.18 16:00 最終更新日:2018.11.18 16:00
「思いつかないわけじゃない、ただ、やろうとしないだけーー」
他局の人はそう言うかもしれない。しかし、やってウケたらそれが勝者。テレ東を代表するバラエティ『池の水ぜんぶ抜く』シリーズのプロデューサー・伊藤隆行氏に番組誕生秘話を訊いた。
池の水を抜き、何があるか探る。そんなシンプルな内容の番組が人気を呼び、大河ドラマを超える視聴率を記録したこともある。
「2016年の7月、警察が池の中を捜索しているニュースを見たとき『水を抜けばすぐに見つかるのに……』って思ったんです。それとほぼ同じころ、ある作家が『かいぼり』の企画を出してきたのが、始まりでした。
出てきた生物は、その場で専門家が解説します。出演者と視聴者の反応のスピード感が同じなのが、魅力なのだと思います」
「うちの池の水も抜いてください」という依頼は多く、これまでに600件以上。
「緊急性のあるもの、依頼の理由が明確であることを考慮して、池を選んでいます」
そんな伊藤氏は、『モヤモヤさまぁ~ず2』なども担当している。
「他局さんのバラエティを観て、逆のことはできないかと考えます。向こうはバズーカ砲を持っているけど、こっちは竹ひごで戦ってますから(笑)。企画力で一矢報いたいといつも思いますね」
(週刊FLASH 2018年10月16・23日合併号)