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伊集院光「ドラフト1位選手の胴上げ」数億円が空を舞う恐怖

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.23 20:00 最終更新日:2018.11.23 20:00

伊集院光「ドラフト1位選手の胴上げ」数億円が空を舞う恐怖

 

「高校生の集団がテンション上がって数億円のものを放り投げると思うとすごくない?」

 

 2018年11月19日放送のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)で、冒頭でこう語った伊集院光。プロ野球のドラフトを見て、1位指名の選手が胴上げされる姿を見て思ったという。

 

 

 一緒に苦楽をともにし、厳しい練習に耐えながら試合に勝ち、ついにプロ野球入りを決めた仲間。しかもドラフト1位なら、嬉しくなって胴上げしたくなるのは当然だ。

 

「すごいよね(笑)。今まで、俺も今の今まで思ったことなかったんだけど。今年、僕の好きな北海道日本ハムがけっこういいドラフトで、金足農業の吉田君とか指名されてて。

 

 漠然と見てて、ふと思ったのが、ノリじゃん。要はノリで「やった、やった! わっしょい、わっしょい」って、あれさ、1億5000万とかのものじゃん、もうあの時点で」

 

 金足農業高校の吉田輝星が契約金1億円、年俸1000万円で仮契約するなど、ドラフト1位指名の選手は1億円契約が少なくない。高校生にして、普通の社会人の数十年分のお金を稼ぐのだ。

 

 伊集院が話を続ける。
 昔、プロ野球の沖縄キャンプのオフで、島田紳助と阪神の藤川球児、金本知憲、矢野燿大ら主力選手を乗せた車を若手芸人が運転。

 

「何億乗ってんだよ、これっていう。この車がなにか追突事故になったら何億になるんだよって思ったけど」

 

 若手が大騒ぎして契約を棒に振った例は、アメリカのNFL(アメフト)で前例がある。ニューヨーク・ジャイアンツのジェイソン・ピエール・ポール選手が、2015年、独立記念日の休日に花火をしていて、手に持っていたものが爆発。右の人差し指を切断する羽目になった。当時、期待されていた彼は、契約更新で揉めに揉め、巨額の契約金をふいにしてしまった。

 

 体が資本のスポーツ選手。ケガでもしたら、確かに何億という損失だ。2019年のドラフトでは、1位指名された選手の胴上げを手に汗握りながら見てしまうことになりそうだ。

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