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竹内まりや、還暦を過ぎて「生きることが愛おしくなった」

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.11.25 20:00FLASH編集部

竹内まりや、還暦を過ぎて「生きることが愛おしくなった」

40周年記念サイトより

 

 竹内まりやが11月22日放送のラジオ『高橋みなみの「これから、何する?」』(TOKYO FM)で、音楽生活の忘れられない出来事を明かした。

 

 1978年にデビューし、40周年となる竹内だが、当初は非常に多忙だったという。

 

 

「音楽ができる喜びはあれど、歌うためにこんなにいろいろしなくてはいけないのか、という悩みはあった。音楽番組で3分間歌うために10時間待つのはなんなのだろう? と。お休みもなくて、ポリープ一歩手前までいったり。アイドルを見ていて尊敬するのは、毎日それ(多忙さ)の繰り返しで、それを笑顔でこなすのがすごい。AKB48さんを見てもジャニーズさんを見ても」

 

 楽曲提供などを受けていた山下達郎と1982年に結婚し、音楽活動を休業。

 

「女性だから子供も欲しいし、リセットしよう、と。音楽にもたらしたことも多かったし、グッドチョイスだったと思います」と振り返った。デビュー以降、多忙だったが、「デパ地下で缶詰を選ぶために時間をかけられたり、自由を謳歌できた」と気楽な時間を過ごした。

 

 1984年、竹内自身が作詞・作曲、山下がプロデュースのアルバム『VARIETY』をリリース。

 

「二人三脚でアルバムができてよかった。1から100まで彼とこういうことがしたいと話して、間奏は『トロンボーンにしたい』とか好きに言えたので。自分を尊重してくれて」

 

 その後も、楽曲提供の依頼が相次ぎ、薬師丸ひろ子の『元気を出して』、広末涼子の『MajiでKoiする5秒前』などがヒットした。

 

「自分に書くものとは違う楽しさがあった。自分にない声、キャラクターに書く楽しさが(あった)。職業作家として、広末さんだったら『MK5』という単語を使ったらどうかと、自分にない発想ができた」

 

 現在63歳で、「3年前に還暦を迎えて、60歳まで音楽を続けられたと感慨深さがあった。同時にあと何年生きられるかわからないけど、一瞬を大事に生きていこう。生きることが愛おしくなった」と心境の変化を語った。今後の目標を「イタリア語をマスターしたい」と意欲を告白した。

 

『シングル・アゲイン』『毎日がスペシャル』『すてきなホリデイ』など数々のヒット曲を世に送り出してきた竹内。夫の山下については「日本のポップス界の人間国宝のような存在」と敬意を表している。公私ともに最高のパートナーとして、夫唱婦随で歩んできたようだ。

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