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涙もろくなったマツコ「日常を追ったドキュメンタリーで涙が…」

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.11.27 11:00FLASH編集部

涙もろくなったマツコ「日常を追ったドキュメンタリーで涙が…」

 

 マツコ・デラックスが、11月25日放送のラジオ『木村拓哉 Flow』(TOKYO FM)で、涙もろくなったことを明かした。

 

「ドラマや映画で『これ、すごい泣けるよね』って言われても『そお?』って意地を張って生きてきたのよ。だけどやっぱりこの歳になって、負けちゃうようになってきた。私、最近本当に泣く! テレビのドキュメンタリー系とか見てると、すごい悲しい話とか、辛い話してるわけじゃなくて、日常の断片を切り取っただけで、過度な演出をしてるわけでも、お涙ちょうだいなわけでもないんだけど、そこに人がいて日常しているっていうだけで、番組のエンディング曲が流れると、もう一人で泣いてる(笑)。人間が淡々と粛々と健気に生きている姿を見ているだけで、最近涙が止まらない」

 

 

 日常を追ったドキュメンタリーに心が動かされると語ったマツコ。

 

「やっぱり、みんな泣きたいんだよ。泣くとデトックスっぽい効果があるんだと思うんだよね。泣いてる自分を途中でどこか客観視してる部分っていうのもあって。自分で泣きのスイッチを入れている部分もあると思うんだよね。町を歩いてても、おばあちゃんが手押車みたいなのあるじゃん? あれで横断歩道を1人で、すごいゆっくり歩かれてるのとかを見てるだけで、泣きそうになるときとかある」

 

「ほぼ身勝手な妄想」と言いながら、老婆を見ただけで泣けるという。そこには「幸せって何?」という自分の将来を憂う気持ちもあり、「お仕事させていただいてスタッフも寄ってきてくれるけどさ、いつの日か仕事がなくなる日が来るわけで」とシビアに自分の未来を見つめていることを告白した。

 

 そんなマツコに木村拓哉は「マツコがこういうことを思ってるってのがすごいよね」と驚いていた。

 

 涙したエピソードを時折話しているマツコ。2014年2月19日放送の『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)では、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出始めた頃を懐古。レギュラー出演を始めた当初は「(明石家)さんまさんの流儀を私が崩してしまった」という気持ちから、収録中に1回でもトチるとそれ以降は黙っていることが多かったという。

 

 だが、あるとき、出演者の全員の息がピタリと合い、さんまから「(FC)バルセロナみたいやな」とサッカーの一流チームのようだと褒められたという。マツコは「あぁ。その言葉やっともらえた」と、帰宅後、思わず涙を流したことを明かした。

 

 また、9月3日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)では、長年共演している「ガウちゃん」ことマリア・テレサ・ガウが歌手を目指しながら、うまくいかないことに涙を見せ、その姿にマツコは「もらい泣きしちゃったんだけど」と涙していた。

 

 実は気遣い屋で人情深いマツコ。さまざまな苦労を重ねてきただけに、共感能力が高いのだろう。

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