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覆面アーティスト「AmPm」サラリーマンなのに大ブレイク
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.29 11:00 最終更新日:2018.11.29 11:00
ダウンロード、定額制配信サービス、動画共有サイト……。音楽の楽しみ方は近年、大きく変わった。こうした流れの中で、世界中から注目されているのが、日本人2人組の覆面アーティストのAmPm(アムパム)だ。
2017年3月に発表したデビューシングル『Best Part of Us』が、世界的な定額制音楽配信サービス「スポティファイ」で、1500万回の再生数を記録した(2018年10月31日時点)。曲のテーマは「別れた恋人への思い」。全編、英語の歌詞を、心地よいリズムに乗せている。
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彼らの特徴は、曲作りに独自のマーケティング手法を取り入れたことにある。
「あくまで『自分たちがいまいちばん聴きたい』と思う楽曲であることを、なにより優先していますが、ほかのヒット曲のテンポやイントロの長さなど、楽曲の構造を分析し、自分たちの作品に生かせるよう意識しています」
2人の氏名や年齢などは非公表。覆面をかぶり、素顔を明かさない。自分たちの曲が世界的にヒットした理由を、こう分析する。
「メジャーレーベルに属さない、僕たちのような無名のアーティストでも、配信サービスを利用して簡単に楽曲を発表できる時代になったんです。今後は未知のアーティストを紹介したいとも思っています」
誰でも「アーティスト」になれる時代になった。もちろん、実力さえあれば、だが。
(週刊2018年11月20日号)