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斎藤工、さんま役を演じて「魂が抜かれた」とさんまに語る
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.05 06:00 最終更新日:2018.12.05 06:00
明石家さんまが、12月1日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、クイーンを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』について語った。
まだ見ていないさんまだが、「フレディ・マーキュリーの生涯やろ。その芝居がとてもええらしいねん」と評判のよさが気になる様子。
「ドキュメンタリーの内容を映画化している。アメリカで最近、そういうのが多いねんけど、向こうは完璧に近いコピーをして。というても、マネじゃないのよ。あのへんがアメリカの役者のすごいところ。原口(あきまさ)とかほいけんたやったら俺のものまねできるけど、芝居になるとまた違うねんな」
モノマネではないアプローチで俳優が実在の人物を演じることの難しさを熱弁した。
11月25日放送の『誰も知らない明石家さんま3時間SP』(日本テレビ系)では、斎藤工がさんまを演じた。そのことについて、さんまは「斎藤工流の明石家さんまを演じるのに、ものすごく苦労したみたい。『あのドラマをやったおかげで、魂が抜かれた』って、理由のわからんコメントを言っていた」と斎藤の苦労を察していた。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、ドラマ『MR. ROBOT』などで知られるラミ・マレックがフレディを演じている。話し方や動き方をムーブメントコーチというスタッフに習い、徹底的にフレディになりきったと高く評価されている。
さんまの生き様も数々の作品で映像化されており、2015年放送の『誰も知らない明石家さんま』で菅田将暉、今年配信された『Jimmy』(Netflix)では玉山鉄二が演じた。
プロデューサーとして撮影現場に立ち会ったさんまは、玉山の演技についてこう語っている。
「自分が大昔にギャグで言っていた『ナイス』の言い方について、リハーサルで申し訳ないけど『違う』と言わせていただいた。そうしたら本番までに研究してくれて、完璧に仕上げてくれたんです。役者さんってすごい!」
さんま自身も数々のドラマ、映画に出演したからこそわかる俳優へのリスペクトだ。やはり、実在の人物を演じるのは、フィクションの人物を演じるよりはるかに難しいのだろう。