市川美織、ゴルゴ13に学んで夜道は10歩ごとに1回ふり返る

「ゴルゴさんは偶然を偶然と考えず、どんな小さなことも見逃さない。そんなところは秋元康先生に似ていると思います」

　そう語るのは、元NMB48の「みおりん」こと市川美織さん（24）だ。5年前、舞台の共演者にすすめられて読み始めたゴルゴ。その後、別冊版コミックで、ゴルゴへの思いをメディアで披露するほどのファンになった。

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「私にとって馴染みのなかった政治や国際情勢などを、コミックを通じて学べることに興味が湧き、その件について調べるようにもなりました。

　セクシーなシーンが多く、最初は抵抗があって、読み飛ばしていましたけど『ゴルゴさんの魅力が描かれている大事な場面』と、最近はがっつり読んでいます（笑）」

　ゴルゴは、市川さんの「理想の男性」だ。

「多くを語らない寡黙なところが、魅力的で憧れます。目の前に現われたらついて行きます！　でも、後ろに立つと殺されちゃうから遠くから見ているしかない。M―16のスコープから覗き見したいです」

ゴルゴに扮した市川

　彼女の日常生活にも影響を及ぼした。

「用心深くなりました。私も背後に人がいるのは怖くて嫌いです。人の気配がすると身構えちゃいます。とくに夜道は、10歩歩くごとに1回は振り返っているので疲れちゃいます。

　ゴルゴさんが守ってくれているおかげか、私自身はまだ怖い目に遭っていません」

　なるほど、立派な「GOLJO（ゴル女）」だ。

いちかわみおり
1994年2月12日生まれ　埼玉県出身　2018年5月にNMB48を卒業。女優、モデルなどで活動中。代表作に舞台・映画『放課後戦記』など。

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（週刊FLASH　2018年12月4日号）