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EXIT兼近大樹の貧乏話「ティッシュにマヨネーズかけて…」

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.12.10 20:00FLASH編集部

EXIT兼近大樹の貧乏話「ティッシュにマヨネーズかけて…」

りんたろー。(左)と兼近

 

 業界視聴率が高いことで知られる『ゴッドタン』(テレビ東京)の企画「この若手知ってんのか!?」で、「今のバラエティで売れそうな若手芸人」部門で1位になったEXIT

 

 ネオチャラ男芸人のりんたろー。(32)と兼近大樹(27)のコンビで、今年1月に結成したばかり。

 

 

 今回は、兼近の子供の頃の貧乏話を、元芸人インタビューマン山下が探ってみた。

 

――兼近さんは子供の頃、貧乏だったそうですが。

 

兼近「ちょっとだけ貧乏でしたね。小学2、3年のとき、家に食べるものがなかったので、ティッシュにマヨネーズをかけて食べてました」

 

――ど貧乏じゃないですか!

 

兼近「毎日じゃないですよ。たまにおやつ代わりに珍味として『腹減ったなぁ』って、食べてました」

 

――珍味がすぎるでしょ! 珍しいとかじゃなく、ティッシュは、まず食材じゃないですから。

 

兼近「でもその頃は、妹に僕が『珍味ある?』って言ったら、それが出てきてました」

 

――常習化してるじゃないですか(笑)。よく何回も食べられましたね。

 

兼近「2枚重なってるティッシュを、ちゃんと1枚にして、薄く食べやすくしてましたから」

 

――なるほどね。いや、なるほどね、ちゃうわ! それでも普通は食べられないですよ。

 

りんたろー。「兼近のお姉ちゃんが、中学生のときに家出するんですけど、そのきっかけが、家に食べ物がなさ過ぎてネズミがお姉ちゃんの指をかじったからなんです(笑)」

 

――どんな家出のきっかけなんですか! 平成に起こった話とは思えないですね。

 

兼近「あとは、手を握ってグーにして、できたくぼみのところに塩を溜めるんです。それで、腕を振り上げて、空中に舞った塩を口でキャッチする遊びが、妹と僕の間でめっちゃ流行りました。

 

 その頃は、周りの友達はポケモンマスターを目指している時期で、僕らはゲームを持ってなかったので、ソルトマスターを目指してました(笑)」

 

――その遊びは、めっちゃ、のどが渇きませんでしたか?

 

兼近「水道水は飲みほ(放題)なんで(笑)」

 

りんたろー。「こないだ、記念日をテーマにネタを作らないといけなかったんですよ。それで、兼近にクリスマスの思い出を聞いたんです。

 

 子供の頃、クリスマスの朝、起きたら、プレゼントはないんですけど、サンタさんが手紙を置いてて『サンタです。来ました』って書いてあったっそうで。

 

――来た報告だけかい! 悲しいですね。

 

りんたろー。「そうなんですよ。誕生日はケーキが買えなかったから、お姉ちゃんに『夜空の星が、ろうそくだよ』って言われて、兼近は星に向かって息を吹きかけてた、って言うんですよ」

 

――グリム童話の世界じゃないですか(笑)。

 

りんたろー。「ほんと、そんな感じで、悲しいなと思って。その話を僕がネタとしてノートに書いてたんです……。途中で『こんな悲しい話、誰が笑うんだよ!』と思って(笑)」

 

――兼近さんは、大人になってから、一時ホームレスをやってたって本当ですか?

 

兼近「東京に出て来たばっかりのときに、チョットだけです。半年ぐらいですかね……」

 

――いや、けっこう長いな! 半年って言うたら、まぁまぁ本格派じゃないですか(笑)。どこでホームレスしてたんですか?

 

兼近「渋谷の宮下公園下にいました。あそこは毎朝5時か6時ぐらいに、おにぎりの炊き出しが出るんで」

 

――本格派やないか!

 

りんたろー。「いま、宮下公園は工事してるんですけど、最近、それを兼近が悲しそうに見てましたよ(笑)」

 

兼近「故郷がなくなる気持ちになっちゃって」

 

――村がダムに沈むみたいに(笑)。どこでノスタルジックになってるんですか!

 

 正直、冷静に聞くと、ものすごく辛い苦労話だ。しかし、兼近がしゃべると、不思議と笑えてしまう。おもしろい男だ。

 

写真・斎藤大嗣

※各音楽配信サービスにてEXITの「ネオチャラ フィーチャラリング DJ DEKKA」が配信中。配信情報は「ラフ&ピース ミュージック」APP & LINEで情報をチェック!

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