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山田邦子「クラスの人気者がお笑いデビューするまで」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.21 20:00 最終更新日:2018.12.21 20:00

山田邦子「クラスの人気者がお笑いデビューするまで」

 

 新人芸人の登竜門として話題のバラエティー番組『東京オーディション(仮)』(TOKYO MX)で、ゲスト審査員を務めた山田邦子(58)。

 

「私は審査される側だったので、審査したことがあまりないんです。だって審査って偉そうじゃない。本当は審査員とかじゃなくて出たいもん。見ていて悔しいし羨ましい。

 

 

 今日はちょっと先輩風を吹かしに来ちゃったけど、若い人たちが手探りで夢に向かっている感じがいいなと思いました。なかには30年アルバイトをしてる人もいてね(笑)。夢というのは大変だなと思いましたけどね」

 

 新人の頃はどういう日々を過ごしていたのか。

 

「私が新人だったときは、師匠も作家もいなかったし、スクールにも通っていない、ただのクラスの人気者だったんだから。自分でネタを書いて小さいカセットテープに録音して時間を計って。そんな毎日だったわね。

 

 学校が芸能活動禁止だったから、生放送とかイベントばかり出ていたの。収録だったら学校にバレると思ったし、『見たよ』って言われても、今みたいにネットがない時代だったから、学校名や名前を変えて出ていたのよ。

 

 みんなに認められたのは、バスガイドに扮した私が会場のお客さんと3分間の旅に出るネタを披露してから。私のなかで鉄板ですね。このネタを作ってから40年くらい経ってますけど、内容を変えてバスガイドさんのネタはずっとやっていて。

 

 どの番組に行っても『懐かしのバスガイドさんやってください』って100%言ってくるんだけど、いま現在もやっているネタだから懐かしくもなんともないのよ。新しいネタももちろん取り入れながらね」

 

 芸能活動が40年を超えた。

 

「毎日ふざけたことしか考えてないの。学生のころから、どれだけ面白いことができるか考えているだけ。まだ完成していないけれど、私のネタの集大成をシャンソンで歌いながらやるというのを考えていて。お笑いとして人生を歌うだけではダメで、ずっこけないといけないから、パンツを履いてくるのを忘れたとか、盛り込んでいかなきゃ(笑)」

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