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純烈・友井雄亮、元仮面ライダーがテリー伊藤に見出されて…

エンタメ・アイドル 投稿日:2018.12.28 06:00FLASH編集部

純烈・友井雄亮、元仮面ライダーがテリー伊藤に見出されて…

 

――加入後は、だいぶ苦労されたんですか?

 

「まず、メンバー全員まともに歌えなかったので、週に数回ほど三軒茶屋の貸しスタジオを借りて、ひたすらボイトレに励む日々が始まりました。

 

 ただ僕には、別れた妻子に毎月きちんと養育費を渡すという使命がありました。給料制の前事務所を辞めたから貧乏でしたけど、その約束だけは男として、どうしても果たしたかった。

 

 純烈としての収入はほぼありませんから、バイトを入れまくるしかなかったんです。だからメンバーには事情を説明して、『すまない』と詫びながら、何度も練習を休んで働きに行かせてもらいました。

 

 当時は同じ商店街の、原付バイクで行ける範囲内で、1日に3つも4つもバイトを掛け持ちしていて。朝からパチンコ屋でボーイやって、昼はラーメン屋、夜に焼き鳥屋とか居酒屋で皿洗いして帰る、というような感じでした。それが2、3年は続きましたね。

 

 純烈の活動でいえば、最初はとにかく歌える場所がなくて、営業しなければならなかった。初ステージは「池袋ハリウッド」という今はなきキャバレーで、1日3ステージ制の箱でした。

 

 もちろんバイト生活は続いていて、たとえば19時入りのときは、マンションの清掃の仕事を17時に終えて、作業着のまま会場入りし、ステージが終わったらまた仕事に戻るようなスケジュール感です。

 

 そんな日々を続けていたら、たまたまキャバレーにお客として来店されていたテリー伊藤さんが『お前ら面白いな!』と言ってくれて、ラジオ番組に呼んで下さいました。

 

 それがうまくハマったようで、『今度は「スッキリ!」に出してやるよ』って。さすがに冗談だと思いましたね。そしたら、ちゃんと『スッキリ!』のスタッフに紹介して下さって。

 

 それで、番組内でぼくの密着ドキュメンタリーが放送されることになったんです。ガチで床清掃のバイトをしているところまで撮りにいらして、テレビで放送されました。

 

 ぼくが仮面ライダーに出演していた頃はヒーローブームでしたから、『仮面ライダーギルス』としてぼくを知って下さっていたファンには、ライダーが清掃する姿はショックだったかもしれません。でも、『しょうがねえよ、これが俺だもん』という心境でした。

 

 いまの事務所の契約が給料制になって、固定ギャラをもらえるようになったのが2014年からです。結成した2011年から7年間はバイトを掛け持つ生活が続いて、ステージをやって頂いた『おひねり』なんかも、メンバー(当時は6人)で分割していました。

 

 仮面ライダーをやったのに、30歳で床掃除のバイト姿を全国放送されて、心身ともにツラい時期でもありましたが(笑)、メンバーがいたから踏ん張れた。

 

 おひねりは6分割だったけど、ツラい気持ちも6分割。そのときね、思ったんです。自分だけじゃなく、メンバーやそれぞれの家族も幸せにしたいって」

 

――壮絶ですね……。純烈の絆が強い理由がわかりました。ところで友井さんはライブでも観客を煽って引き込んだり、ムードメーカーですよね?

 

「ぼくは自分をただのアホだと思ってますよ(笑)。できる限りステージを盛り上げたいとは思っていますが、お客さんを『乗せる』というようよりは、自分自身が『楽しんでいる』感じです。客席を上げつつ、自分も上げていく。ステージ上では演出家のような感覚があります。

 

 お客さんのなかには、『ゆっくり見させて』というテンションの方もいらっしゃいますので、そちらには視線を送らないようにしています。でも、たまに見ちゃってる(笑)。このポジションは、純烈をやっているうちに自然とできました。

 

 メンバーは後上(翔太)以外、もともと役者でお互いライバル同士でしたが、歌の仕事はみんな初めてだったし、年齢や感性もバラバラ。最初はそれぞれ思惑も違ったりして、メンバー同士なのに言いたいことも言えないような状態が2、3年続いて。お互いのことがわかり始めてから、役割分担がはっきりするようになりました。

 

――初めての歌手活動で、「ムード歌謡」というジャンルを選んだのはどうでしたか?

 

「ムード歌謡は、歌詞が暗いものも多いですよね。楽しみ方としては、入り込んで暗くなるというのも正解かもしれません。たとえばカバー曲のときは、曲にどっぷり浸かって、思い入れのある時代にタイムスリップしてもらうように演出します。

 

 ただただ盛り上がるだけのライブでなく、喜怒哀楽を楽しんでもらうのが理想ですね。毎回リーダーが作るセットリストから、『感情の導線』を僕なりに読み取り、ステージに活かすようにしています」

 

――なるほど。その点に注目して、紅白で披露される『プロポーズ』を楽しみにします。最後に、ファンやスタッフ、ご家族以外に恩返しをしたい人はいますか?

 

「売れない時期にバイトさせていただいた、焼き鳥屋のオーナーです。本当の父親のように、いつもぼくの将来を心配してくれて、とても可愛がってくださいました。

 

 でも、間に合わなかった。2017年の12月15日に亡くなられてしまいました。もう面と向かって紅白出場のご報告をすることも、晴れ姿を見ていただくこともできません。昨年出場を決められなかったことが、心残りです。

 

 オーナーのご家族にはご報告をすることができたのですが、まだお墓に伺えていません。必ずいきます、待っていてください」

 


ともいゆうすけ
38歳 1980年4月2日生まれ 大阪府出身。ジャニーズ事務所を経て、2000年から俳優活動を開始。2001年『仮面ライダーアギト』で仮面ライダーギルス役に抜擢され、その後もNHK朝ドラ『ちりとてちん』などに出演。2007年に加入した「純烈」では、コーラスと全曲の振付を担当

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