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紅白初登場の「純烈」囲まれすぎ取材で爆笑の渦を呼び起こす

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.29 23:33 最終更新日:2018.12.29 23:33

紅白初登場の「純烈」囲まれすぎ取材で爆笑の渦を呼び起こす

 

 12月29日、東京・渋谷のNHKホールで『第69回NHK紅白歌合戦』のリハーサルがおこなわれ、出場発表以来、メディアを総ナメにしている5人組中年イケメンコーラスグループ「純烈」が、爆笑会見を繰り広げた。

 

 報道陣が待ち構える輪の中心に立つと、さっそくリーダーの酒井一圭が「純烈節」を炸裂させる。

 

 

「これ『囲み取材』っていうか、『囲まれすぎ取材』ですね(笑)。なんか今日は、音合わせに、衣装合わせに、『はい次、はい次、はい次』って感じで煽られて、人間ドッグ来たみたい。

 

『もうこれで本番に出なきゃいけないんだ』っていうのがめっちゃ緊張しますね。もうちょっとじっくりリハやるのが、純烈なんで。ヤバいです!」

 

 今回のステージコンセプトは、彼らが普段主戦場とする「スーパー銭湯」だという。

 

「僕らは、とにかく中継でスーパー銭湯から出演ていうのを『ほんとに勘弁してくれ!』って思ってて、NHKホールで歌いたいってお伝えしました。

 

 そしたら、NHKホールがスーパー銭湯になるっていうプランに。希望は言っとくもんだなと。お風呂浸かったり、サウナにも入ってやろうと思ってますよ。ないですけどね、お湯もサウナも(笑)」

 

 するとすかさず、最年長メンバーの小田井涼平が、ネタを継いでいく。

 

「言い方を変えれば、全国の健康センター・スーパー銭湯を背負ってますからね。画面を通して、スーパー銭湯が『素晴らしいところなんだ』と伝わるように、頑張らなきゃいけないというプレッシャーが(笑)。こういう楽しいところだったら行ってみようかな、って思ってもらわないといけない」

 

 次いで酒井が、「ほんと(小田井の妻の)LiLiCo乱入せんように頼むで! くくりつけといてくれよ、ホンマに」とツッこむ。小田井は、「大丈夫だと聞いてますが……本番でサプライズ演出とかあるからなぁ」と不安げ。

 

 そんな小田井に酒井は「鎖を引きちぎれるタイプだと」と追撃。小田井は苦笑いしながら「一番恐れてるのは、最後に誰かに押されてバスタブに浸かって、裸で(LiLiCoが)入ってくるっていう、もうそれだけは勘弁してほしいですよ」と答えた。

 

 するとほかのメンバーも「しばらくお待ちくださいって出ちゃいますからね」「あの人、男湯やからね」と、被せボケの嵐。「人の奥さん捕まえてなんちゅうことを(笑)」と小田井も笑った。

 

 ちなみに、小田井が聞いているLiLiCoの31日の予定は、上京してくる小田井の両親とテレビで紅白を見る、というものだそう。

 

 純烈メンバーは常々、「全国にいっぱい『お父さんお母さん』のような存在のファンがいる」と言っており、自分の血縁家族ですら、特別に会場に招くと「ほかの父母に角が立つ」ということで、誰ひとり呼んでいないという。

 

 全方位的に “親思い” な純烈。紅白のステージの演出のカギを握るのは、ずばり「おばちゃん」だ。酒井が説明する。

 

「みんな来れれば、全36人のおばちゃんたちを、ステージ上のぼくらの後ろで出演していただきます。高齢者を中心として、かなり厳しく選ばせていただきました。ほぼ70代(笑)。

 

 男性の応募もけっこうあったんですが、今回は女性に限らせていただきました。みんな一段と化粧が濃くて、ビックリしました。本番はどんな身なりで来るか、楽しみです」

 

 スーパー銭湯では、湯上りのすっぴんに、甚平のような館内着姿が、純烈を応援する「正装」だ。12月初旬に写写丸が密着した公演では、胸元がはだけて半裸状態の高齢マダムが少なからずいた。

 

 酒井が続ける。

 

「おばちゃんたち、リハはガチガチでしたね。でもぼくらも、初めてNHKさんに出させていただいた『うたコン』ではガチガチでした。

 

『NHKだからまじめにやんないとな』と、リハではお客さんをあおるシーンも控えめにやっていたのですが、プロデューサーさんが『純烈、そういうので呼んだんじゃないよ。もっとハジけてもらわないと!』と言ってくださって。
 迷いましたけど、振り切ってやりましたよ(笑)。それで紅白に見初めていただけたんだと思います」

 

 その言葉どおり、この日登場したアーティストの中でもっともハイテンションで、もっとも大きな笑い声を受けていた純烈。2019年について聞かれると、酒井は「ニヤリ」として、最後のひと笑いを仕掛けてきた。

 

「純烈、『夢は紅白! 親孝行!』でやらせてもらってきましたが、2019年は……『夢は紅白! THE ALFEE!』でやっていきたいと思います。あ、いや響きだけの冗談じゃなくて!
 アルフィーさんの日本全国での公演数、そして、個々のメンバーのキャラ立ちを進めていきたいです。まずはじめに……お前、高見沢さん役な!」

 

 突然指名を受けた小田井は、「おれ? 髭も髪も伸ばしたらやばない??」とボケ締めしたのだった。
 紅白まであと2日。大晦日には、純烈の笑い旋風が全国に巻き起こるに違いない!

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