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紅白大トリの嵐、結成20年めで「会っている回数が毎年増える」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.30 20:34 最終更新日:2018.12.30 20:34

紅白大トリの嵐、結成20年めで「会っている回数が毎年増える」

 

 12月29日、東京・渋谷のNHKホールで、『第69回NHK紅白歌合戦』の初日リハーサルがおこなわれ、2016年に続き2回めの「大トリ」を務めるが、公開音合わせと会見に登場した。

 

 白組の司会も務める櫻井翔が、今年の紅白を締めくくる「大役」について、あっけらかんとした見解を語り始めた。

 

 

「大トリだからといって、自分たちのパフォーマンスに違いはありません。ただ、昨日かな? 一昨日? 曲順が決まったときに、いろんな人から連絡をいただきました」

 

 すると、メンバーの松本潤が「俺のとこには来てない」とボソリ。しかし、櫻井はこともなげに、「個人差はあるみたいですが、別に『大トリだ』って銘打つわけじゃないので、曲フリを自分たちでして、歌い始めます」と続けた。

 

 昨年(2017年)は相葉雅紀、一昨年(2016年)は二宮和也と、ここ数年の白組司会は、「嵐リレー」状態が続いている。

 

 単独司会の経験者として報道陣からアドバイスを求められると、二宮は「ないですよ。(過去にも)嵐みんなで司会やってますからね。我々がどうこう言う問題じゃない」とニンマリ。

 

 櫻井は「まぁ、知らせがないのがいい知らせ、じゃないですけど。信頼関係なんで」と、自信をのぞかせた。

 

 一方、もう1人の “先輩” 相葉は、櫻井の肩に手を置いて目を見開き、「頑張ってね!」とおどける。櫻井は「頑張ります……強風だよ、先輩風が(笑)」ときちんと笑いに変えて応戦した。

 

 櫻井の司会をいじりつつ、地元の友人同士のような雰囲気で会見を続ける嵐。紅白は10回め、グループ結成20年めに突入しているだけに、安定感は抜群だ。

 

 続いて今度は、櫻井がリーダーの大野智に仕掛ける。報道陣からあがった「今回の嵐の見どころは?」という質問に対し、まだ一言も発していない大野に、「そろそろいきますか」と振った。

 

 大野は「オレ?」と声もなく口を動かしたあと、しばし動揺。見かねたほかのメンバーたちが、「どこにロケ行ったとかさ」と煽ると、大野は「いまんとこ、なにも喋れないです」と口に人差し指を当てて、はにかんだ。

 

 たまらず松本が口をはさもうとすると、大野がようやく説明を始めた。

 

「今回、ロケで福島県の飯舘村に行かせてもらって、現地の人達と触れ合ってきました。何回かロケに行かせていただいたんですけど、またメンバーとの思い出が増えたな、と思いました。
 今年はメンバー5人でいた、という印象。デビュー日に集まったりとか、何だかんだ、5人でいます。2019年もツアーがあるので、けっこう一緒にいるんだろうなって。毎年会っている回数が増えてるよね」

 

 大野の言葉に触発され、櫻井も思うところを話し始めた。

 

「運命的なことがありました。さっき司会の仕事として、1人で局内のナレーション収録があって。僕は担当スタッフの人と、このホールに向かっていました。

 

 そしたら、ちょうど止まった向かいのエレベーターから、嵐のメンバーが4人で出てきて。出会い頭に写真を撮られましたよ、『司会だ、司会だ』って」

 

 ほかの4人いわく、そのときの櫻井はとても驚いた顔をしており、「鳩が豆鉄砲を食らったみたいな顔」(相葉)だったという。

 

 大野が最後に、不審な動きを見せる。

 

「一生忘れないだろうなと思いますね。その中で歌わせていただくのは、すごく貴重なことですし、やっぱり勝ちたいです。優勝旗を……」

 

 そう言って、自分の方に旗を寄せいている素振りをみせる。二宮からは「翔さんに持たせる!」とツッコミが入ったが、大野は「どうしようかなっていうのはある(笑)」と、櫻井から優勝旗を奪い取って持つプランをほのめかした。

 

 20年近く年中一緒にいても、互いに飽きることなく、さらに密度を深める嵐。NHKが、年末に大役を預け続けているのも納得である。

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