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マウンテンゴリラと遭遇「松村邦洋」仲間のフリして草を食う
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.04 16:00 最終更新日:2019.01.04 16:00
テレビ欄を賑わし、高視聴率番組のキーワードになっている「秘境」「珍獣」「絶景」「衝撃」という言葉たち。しかし、これらを実現するためにロケで映像を収め、放送するまでには、数知れない苦労と怒りがある。
ものまねでも人気のタレント・松村邦洋が、「死ぬかと思った」体験を語る。
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「『電波少年』(日本テレビ系)では、『渋谷のチーマーを更生させたい!』などの突撃ロケで、不良たちにボコボコにされたりしました。
でも危険度でいえば、やっぱり野生動物を相手にするロケですね。人間と違って、野生動物は予測不可能。大丈夫なギリギリのラインがわからないから、毎回命懸けでした。
特に生命の危険を感じたのは、同番組のロケで、アフリカ・ウガンダのジャングルの奥地に行き、怪力のマウンテンゴリラと対峙したとき。
現地のガイドに先導されて、ジャングルの奥へと進んでいると、突然密林の中から『ガルルル』という鳴き声が聞こえてきた。次の瞬間には僕の2倍以上はあるゴリラが出現したのです。しかも、恐怖で身動きが取れない僕のほうに向かってきたんですよ。攻撃でもされたら即死は確実。
事前にディレクターから『目が合ったとき、草を食べればゴリラは仲間だと思う。死にたくなければ草を食え』と言われていた。目の前にある草にはゴリラの糞がついていましたが、背に腹は代えられず、それをむしり次から次へと口に入れました。
すると、ゴリラは仲間だと思ってくれたのか、助かりました。あのころの僕とか出川(哲朗)さんは、危険なロケ以外の仕事なんて皆無でしたよ(笑)」
(週刊FLASH DIAMOND 2018年11月10日増刊号)