中居正広、樹木希林さんらを偲ぶ「継承できることは継承したい」

　中居正広が、12月29日放送の『中居正広 ON＆ON AIR』（ニッポン放送）で、2018年に亡くなった共演者を偲んだ。

　中居の連続ドラマ初主演作『味いちもんめ』（テレビ朝日系）で共演した樹木希林さんには「亡くなられる2週間前に友達と『希林さんとご飯とか行きたい』と話していて、会っておけばよかった」と明かした。そのようにしばらく連絡をしていない人には、「どうしてます？」と連絡するようになったのだが、そのきっかけは2008年に亡くなった飯島愛さんの死があったという。

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　また、左とん平さんは1992年に舞台『レインボー通りの人々』で共演。「顔がお父さんに似てる。ユーモアがあってかっこいい人だった」と懐かしんだ。『中居くん温泉』（日本テレビ系）のレギュラーだった赤木春恵さんは「タレントにもスタッフにも誰に対しても優しい」と振り返った。

　また自分よりも年下である山本 “KID” 徳郁さんには「本当に早い。ヒールのようなスターがいなくなっているから、（同じような人は）もう出てこない」と不世出の才能だったと惜しんだ。

「お葬式も結婚式も行くタイプではない」と話す中居だが、樹木さんの告別式には参加。取材には答えなかったがその理由を「2人の秘密にしたい」という真摯な思いがあることを語った。

『味いちもんめ』は2シリーズのほか、4回のスペシャルドラマとしても放送。2013年5月11日の放送を前にした中居と樹木の対談では初回シリーズを振り返り、樹木さんは中居について「すごく忙しくて眠そうだった。アイドルってこういう感じなんだと思った」と語っていた。

　また、樹木さんは2016年5月16日に放送された『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）の「ビストロSMAP」にゲスト出演して、当時解散騒動のあった中居に「いい肥やしにして成長してください」とエールを送っていた。

　若かりし頃から共演してきた先輩たちの死を悼んだ中居。さまざまな人との出会いに感謝し、ラジオでは「継承できることは継承していきたい」と秘めた思いを吐露していた。