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木村拓哉、「何をやってもキムタク」と言われると傷つくと告白

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.05 11:00 最終更新日:2019.01.05 11:00

木村拓哉、「何をやってもキムタク」と言われると傷つくと告白

 

 木村拓哉が、1月2日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)で意外な素顔を告白した。

 

 1月18日公開の映画『マスカレード・ホテル』で共演する勝地涼が仕掛け人となり、木村に「俳優をやめたい」と相談するというドッキリを敢行。

 

 

 勝地は「13歳から役者をやっていて、『何が楽しくて』とかが迷子になってしまいまして、役者をやめようか迷っていて」と切り出す。

 

 すると木村は「パートナーには相談したの? そっちが先じゃない。涼くんだけの人生ではない」と勝地の妻・前田敦子への相談を優先するべきとアドバイス。

 

 勝地は俳優業に「しんどくなってしまって……」と切々と語り、「木村さんもしんどいときとかありました?」と相談。木村は「しょっちゅうだよ。だって、やることなすこと、いろいろ叩かれる。それに対しては『そういう意見もあるのか』って思うけど、事実だしね」と語る。

 

 その言葉に勝地は「自分はどの役をやっても普通になる」と応える。この話に木村は「自分だって言われる。何やったってキムタクだって。しょうがないよね。人がそう言うんだから。でも、それはそれだし」と本音を吐露した。

 

 木村はさらにさらけ出して、2人とも指導を受けたことがある演出家・蜷川幸雄氏に触れ、木村は「あの方にスイッチを押してもらった者同士。自分らがつないでいく責任ではないけど……嫌じゃない、何か逃げるの」と説得。

 

 涙を流す勝地に木村はティッシュを渡しつつ、「まだまだ考える時間あってもいいんじゃない?」と提案した。

 

 勝地から「演じることをやめようと思ったことはないですか?」と聞かれると、木村は「ない」と即答。「蜷川さんのもとで人から拍手をいただくことのすごさに気付かされて、そこから本腰になった」と振り返った。



 続いて勝地は「木村さんが芸能界で活動しているなかで大切にしていることは?」と質問。木村は質問の方向性が変わったことに疑問を抱き、周囲を見渡して、カメラを発見。「8チャンか6チャンだろ」とフジテレビかTBSの番組だと気づく。

 

 木村は「さては、やめたいと思ってないな」と苦笑。スタッフが部屋に入ると「そういう形に出たか!」と驚いていた。

 

 木村は、2016年に亡くなった蜷川氏には深い恩義を抱いている。2016年5月27日放送の『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』(TOKYO FM)で、1989年に17歳で蜷川氏演出の『盲導犬』で初舞台を踏んだ当時を懐古した。

 

「台本というものを人生で初めて手にした場所に蜷川さんがいたので。たくさんの方が仰っていましたけど、よく怒られましたね。背中を押してくれたというか、『大丈夫だ。大丈夫だ』と、背中をパンパンパンパンと叩いてくれたのは印象的です」

 

 厳しさとともに激励ももらい、木村は「本当にあれ経験してなかったら、やってなかったです。多分、どっかの古着屋の店員になってたと思います」と振り返っていた。

 

 後輩の相談にも親身になって応じた木村。そこには恩師から受けた愛情とそれを次世代に受け継ぐ使命感が感じられた。

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