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カンニング竹山を救った大竹まことのひと言ほか「大物の風格」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.06 06:00 最終更新日:2019.01.06 06:00

カンニング竹山を救った大竹まことのひと言ほか「大物の風格」

 

 大物タレントたちは、舞台裏でもまわりが感激するような言葉を残していた。後輩、付き人、番組スタッフなど身近な人たちが、そばにいるからこそ聞けた、スターの「金言」を語る。

 

 漫才コンビ「MANZAI-C」を経て、現在は放送作家として活躍する森光司氏が、多くの後輩が慕う、大竹まことについて語る。

 

 

「約10年前、カンニング竹山さんが大竹さんに相談していたとき、『お前は俺で、ザキヤマ(アンタッチャブルの山崎弘也)が(高田)純次だ』と言われていました。

 

 竹山さんは当時、方向性に悩み、劇場では『今ここで、うんこしてやるぞ!』と叫んでいたのですが(笑)、このひと言でスッキリした表情をしていました」

 

 続いて映画プロデューサーの西尾友子氏が、渡辺裕之から受けた恩義を語る。

 

「超低予算の映画の製作時に、よく仕事をしていた渡辺裕之さんにすがる思いで電話したら『水臭いよ。そんなときはお互いさまじゃないか。協力させてくれよ』とマネージャーもつけず、ご自分で運転して現場に駆けつけてくれました」

 

 放送作家の志賀一也氏は、「ホンネトーク」を繰り広げる、坂上忍と国分太一について語る。

 

「『バイキング』放送開始のころ、諸事情で討論枠がゲームコーナーに差し替わったんです。坂上忍さんは反省会で『やっぱおもしろくないっすね。もっと身を切るような、本音をさらけ出すようなことをしていかないと』と語られていた。番組の成功は、坂上さんの嗅覚の鋭さが大きいと思います。

 

『ビビット』の国分太一さんは、メンバーの不祥事の際も『なんでも質問してください。逃げずに受け止めていきたい』とほかの出演者に頭を下げていた。責任感の強い、真摯な人だと思いました」

 

 ホンネのつき合いを経て、裏方とスターの間には、その壁を超えた信頼関係が生まれるのだ。

 


(週刊FLASH 2018年12月11日号)

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