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米倉涼子の次作はヒューマンドラマと『リーガルV』プロデューサー
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.06 11:00 最終更新日:2019.01.06 11:00
「ヨネは、生き方に自信を持った。以前は『どうしたらいいと思う?』とよく相談されましたけど……自分がしたいことが見えてきたようで、『〜したい』『進む道は〜だ』とはっきり言うようになった」
こう話すのは、内山聖子・テレビ朝日エグゼクティブプロデューサー(53)。内山さんと米倉は、2004年にドラマ『黒革の手帖』以来、テレビ朝日制作のドラマでタッグを組んできた。
ふだんは「ヨネ」「さとP」と呼び合う仲だ。
「ヨネとは『黒革の手帖』の撮影後に、2人で箱根の温泉に行ったんです。彼女が旅館を予約してくれて。そのころからの仲ですね」
女優としてのキャリアを積んでいく彼女を、そばで見続けた内山さん。女優・米倉を意識したのは、出会うより前に、2000年の『天気予報の恋人』を観たときのこと。
「『きれいなコだけど、下手だな〜』と(笑)。後から、『びっくりするくらい下手だった』と当時の印象を本人に言うと、苦笑しながら睨まれました」
そんな米倉も、誰しもが認めるトップ女優になった。
「本人は、『脇役とかチョイ役を演じてみたい』なんて言うけど……彼女が脇にいると、主演は演じづらいでしょう。
『ドクターX』シリーズは、脇役が豪華といわれましたが、そうしないと、主役のヨネに勝てない。しかも彼女は、まだまだ挑戦したい女優。
存在感の大きな俳優さんを相手に挑むプレッシャーが好きみたい。『胸を借りたい』『目標にしたい』と思える俳優さんをキャスティングしないと、いい部分が引き出せないのです」
12月13日に最終回を迎えた『リーガルV』。すでに内山さんには次作の構想がある。
「言ったほうが実現するんだろうな〜(笑)。ヒューマンドラマを作りたい。ヨネ自身が、泣いたり、傷ついたり、痛みを感じるような女性を演じてもらいたいですね」
うちやまさとこ
1988年にテレビ朝日入社。同局初の女性ドラマプロデューサーとして知られる
(週刊FLASH 2019年1月1、8、15日合併号)