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嵐・松本潤、蜷川幸雄の遺志を継いだ吉田鋼太郎の演出を絶賛
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.15 16:00 最終更新日:2019.01.15 16:00
嵐・松本潤が、1月12日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、ゲストの吉田鋼太郎とのエピソードを明かした。
吉田は、亡くなった蜷川幸雄氏の遺志を引き継ぎ、シェークスピア作品の舞台の演出をしており、2017年12月の『アテネのタイモン』でも主演と演出を担当している。
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その舞台に出演する藤原竜也から、松本に「稽古場を見に行ったほうがいい」と連絡が来たという。
松本は、吉田鋼太郎と懇意だが、共演はない。そこで実際に見学に行ったところ、吉田はまったく厳しい演出をしていなかった。
「俳優それぞれに、どの言葉で言えば自分が思い描いているイメージに近づくか、言葉を選んで、頭をフル回転させて演出をつけている。その姿が丁寧で優しくてすごい」
吉田は「松潤は熱心。稽古場に来る暇なんてあるはずないのに」と感謝を示す。
そして「俺は松本潤と『ハムレット』をやりたい!」と言い出す。『ハムレット』について「やれる役者とやれない役者がいる。イギリスに『ハムレット役者』という言葉があるように特別な人がやる芝居」と讃えた。
松本は、蜷川氏から2006年の『白夜の女騎士』、2011年の『あゝ、荒野』で演出を受けた。2006年5月15日に行われた『白夜の女騎士』の会見で蜷川氏は、「主役の松本は初めて一緒にやるので、ずいぶんとしごきましたよ。1000本ノックです」と熱烈指導。松本は「大変だったけど、充実した稽古だった」と意気込んでいた。
蜷川氏から薫陶を受けた同志とも言える両者。バトンを託された吉田演出による松本主演の『ハムレット』の実現が楽しみだ。