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ゲーム大好き「バカリズム」eスポーツ選手の超絶技巧に仰天
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.27 20:00 最終更新日:2019.01.27 20:00
2018年、「eスポーツ元年」と叫ばれるほど、日本のビデオゲーム界隈は活発な動きを見せた。海外の、市場規模約700億円、視聴者数は3億3500万人(2017年のデータ)という大きな波が、日本にも押し寄せたのだ。
この最近よく耳にする「eスポーツ」とは、なんなのか。競技者としてのゲーマーたちをとりまとめる組織である、一般社団法人「日本eスポーツ連合」(JeSU)による定義が、以下である。
「『eスポーツ(esports)』とは、『エレクトロニック・スポーツ』の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム・ビデオゲームを使った対戦を、『スポーツ競技』として捉える際の名称」
芸能界随一のゲーム好きで知られるバカリズム(43)は、目のあたりにした天才ゲーマーの実力を、こう回顧する。
「『パワプロ(実況パワフルプロ野球)』(のプレイ)には自信があったのですが、自分は『草野球』レベルでした(笑)。プロ野球選手とアマくらいの実力差があって、どうプレイしているのか想像もつきません」
日本では、まだまだ選手のおかれている環境が楽とはいえないeスポーツの世界で、選手個人にフォーカスした番組づくりを続けるのが、バカリズムが番組MCを務める『いいすぽ!』(フジテレビ/フジテレビONE)だ。
プロデューサーの門澤清太氏は、「選手が注目されることが、『eスポーツブーム』には欠かせない」と語り、番組では出場選手に毎回密着取材をおこなっている。バカリズムも「観客」のひとりだ。
「MCでありながら、視聴者に近い目線で楽しんでいます。僕が小さいころは、ゲームが上手でも趣味の範囲。やりすぎると怒られた。でもいまや、eスポーツ選手はプロのアスリートのような存在です」(バカリズム)
2022年の中国・杭州でおこなわれるスポーツの祭典「アジア競技大会」では、eスポーツも正式競技だ。プロゲーマーが、億を稼ぎ、金メダリストになる――もはや「たかがゲーム」の時代ではない。
ばかりずむ
1975年11月28日生まれ 福岡県出身 初めて遊んだゲームは、「んちゃ!ばいちゃ」。『いいすぽ!』でMCを務めるほか、お笑い芸人、脚本家、俳優としても活躍中
(週刊FLASH 2019年1月29日号)