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出演せずとも差し入れ「香川照之」気配りの原点はAD時代

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.02.06 20:00FLASH編集部

出演せずとも差し入れ「香川照之」気配りの原点はAD時代

ツイッターより

 

 香川照之が、2月3日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)で差し入れについて語った。

 

「(差し入れは)クレープ屋さんごとトラックで入れる。おにぎり、ホットドッグ、ハンバーガー、コーヒー類も出せるようにして、1日中置いておく」

 

 あまりの気遣いに坂上忍が「香川さんが主役ならいいけど」と疑問視。すると香川は、「主役の方が2回差し入れしたら自分が1回とか、そのへんのバランスはうま~く考えている」と強調した。

 

 

 そんな気遣いをするようになった要因のひとつに、俳優になる前にやっていたADのアルバイト経験があるという。

 

 1987年放送のドラマ『新・四谷怪談』(同局系)で、水辺のシーンで上司から「現場に海水パンツを履いてこい」と言われた。

 

 だが香川はショッキングピンクの水着で来てしまい、照明スタッフから「そこのピンク、邪魔」など色で呼ばれて怒られたという。

 

 だが、俳優となって二代目市川猿翁、浜木綿子の息子とわかって以降は「コロっと変わった」と笑って話していた。

 

 そんなAD時代の思い出について、香川は2015年2月20日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で告白している。後輩のADとして後に映画監督として有名になる行定勲氏が参加。

 

 香川は「行定くん、(泉)ピン子さんは肉の弁当だから、ピン子さんに魚持ってっちゃダメだよ」と、演者の弁当に気を配り、後輩の行定に先輩風を吹かせていたという。

 

 それから15年ほどして、香川が行定氏の監督映画『北の零年』に出演する形で再会。だが、香川は行定のことを覚えてなかった。

 

 そのため、撮影中に行定から「香川さん、なんか違いますね、芝居が」とダメ出しされたこともあった。香川は「ものすごい時間をかけた復讐。だから人生いろいろ、僕の中でのAD物語」と振り返っていた。

 

 ドラマ『ブラックペアン』(TBS系)では、自身が出演していないにもかかわらず、香川がちまきを差し入れしたことが2018年3月12日の番組インスタグラムで明かされている。

 

 東大に入り、AD経験を経て俳優となり、九代目市川中車として歌舞伎役者としても活躍する香川。

 

 昨年12月7日にはツイッターで「私ごとではございますが、本日53歳になりました!」と息子の五代目市川團子との2ショットを掲載。香川の気遣いのDNAは、着実に受け継がれているようだ。

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