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iPhone芸人「かじがや卓哉」発売前の行列に並ぶのは地獄です!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.07 16:00 最終更新日:2019.02.07 16:00
「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「iPhoneついていけてない芸人」で、毎回指南役として出演しているiPhone芸人のかじがや卓哉(36)。
彼は日本初上陸のiPhone3Gから使い続けていたこともあり、後から使い始めた先輩芸人から、自然と使い方の相談を受けるようになった。
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すると瞬く間に「iPhoneにめちゃくちゃ詳しい芸人がいる」と噂が噂を呼び、今では和田アキ子の相談を受けるまでになった。
iPhoneと言えば、新機種の発売前に店頭に大行列ができることがニュースになった。彼もその行列の中にいた1人だ。かつて機種変更の際、相談に乗ってもらったことがあるという元芸人・インタビューマン山下が、行列に並んだ経験談を聞いた。
――かじがやさんもiPhone6の発売時(2014年)に並んでたんですよね。
「はい。10日間並びました(笑)」
――え! 路上にですよね? それはもうプチホームレスですよ(笑)。
「まさにそうなんですよ。路上で寝るって、ほとんどの人が経験したことがないと思いますが、まず怖いんですよ。目を閉じて何時間も路上にいるって、何をされるかわからないので、歩行者が通るだけで『大丈夫かな?』と思うんです」
――どういう状態で寝てたんですか?
「最初はキャンプとかに持っていく折り畳みのイスに座って寝てたんです。でも、イスで一晩明かすのは無理だなと思って、急遽、実家から父親に寝袋を持ってきてもらって寝てました」
――寝袋で寝られましたか?
「家だと、途中トイレで目が覚めても、またすぐに眠れますが、並んでるときは公衆トイレまで片道5分ぐらいかかるんですよ。往復で10分歩いたら目が覚めちゃうんです。それで、そのまま朝を迎えるというのを毎日繰り返してました」
――それは辛いですね。
「雨が降ってきたら、もっと大変なんです。雨で寝袋が濡れちゃうと寝られなくなるので、寝袋を畳んで、眠いなか、傘をさしてイスに座って寝るんです。
でも、熟睡すると持ってる傘が倒れるので、雨に濡れて目が覚めるんです。そしたらまた傘をさしなおすというのを夜通し繰り返すんです」
――地獄ですやん!(笑)
「iPhoneの発売って9月なんですけど、台風シーズンで横殴りの雨とかもあるんで辛いです」
――想像しただけで嫌になりますね。逆にうれしかったことはありましたか?
「サバンナ高橋さんやカラテカの入江さんが差し入れを持ってきてくださって、ありがたかったです。あと、アップルからもスターバックスのコーヒーやお菓子をもらったりしました。
並んでいる誰かが差し入れをもらうと周りの人に分け合ったりするので、仲良くなるんですよ。だから今でも一緒に並んでいた人からバーベキューに誘われたりしますね」
――それでも辛いことの方が大半だったと思いますが、その当時は並ぶしかなかったですもんね。
「いえ、その時代から、並ばなくても予約すれば、並んでる人と同じぐらいの早さで手に入りましたよ」
――え! どういうことですか? じゃあ、なんで皆さん並んでたんですか?
「予約しても手に入るんですけど、あれは誰よりもいち早く新型iPhoneを手にしたい人達です。予約してゆっくり来た人とあまり受取時間に差はないんですけどね(笑)」
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