エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

還暦過ぎて最高スコア「桑田佳祐」のボウリング愛

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.09 06:00 最終更新日:2019.02.09 06:00

還暦過ぎて最高スコア「桑田佳祐」のボウリング愛

 

 国民的人気バンド、サザンオールスターズのリーダー・桑田佳祐さん(62)は、ボウリング好きが高じて、自らの冠大会を立ち上げるまでに。2018年に叩き出した最高スコアはなんと、ほぼパーフェクトの299! そんな彼が音楽同じく愛を捧げる、ボウリングの魅力とは。

 

「高校時代の僕は、本気でプロボウラーを目指していたほど、ボウリングに熱中していたんです。

 

 

 その後、音楽活動を始めるとともに疎遠になっていたんですが、2016年に僕の還暦記念に、伝説のプロボウラー・矢島純一さんからボールとシューズをプレゼントしていただいて、また僕のボウリング熱が再燃したんです。

 

 今は週に2、3回はボウリング場に行って、1回につき10ゲームほど投げています」

 

 最近の桑田さんは、さまざまな場面でそう語っている。サザンのヒット曲『LOVE AFFAIR〜秘密のデート〜』で、「ボウリング場でカッコつけて」という歌詞が出てくるように、かつてプロを目指すほどボウリングに熱中していたのは、ファンの間で有名な話である。

 

 桑田さんと40年にわたって親交を持つ矢島純一氏(73)が、桑田さんとの思い出を語る。

 

「もともと僕は、佳祐くんのお父さんとボウリングを通じて親しくさせてもらっていて、その繫がりで高校生だった彼と出会ったんです。

 

 当時の彼は、プロを目指してボウリングにのめり込んでいた。今でも実力はプロはだしですけど、若いころにあのまま続けて練習していたら、プロになれたんじゃないかな」

 

 桑田さんにボールをプレゼントしたのには、こんな背景があったと、矢島氏は続ける。

 

「以前、佳祐くんが病気をしたじゃないですか。幸い、大事に至らず復帰できたんですが、体にメスを入れると体力は低下するし、心肺機能も落ちてしまう。

 

 それで、しばらくしてから『またボウリングでも始めない?』って誘ったんです。そこから少しずつ投げるようになって、またハマってくれた」

 

 そんな桑田さんのボウリング愛が高じて、2月8日から10日にかけて、本大会と決勝大会をおこなう「KUWATACUP 2019」が開催される。プロ・アマあわせて、全国から3万人以上が参加する史上最大規模のボウリング大会だ。

 

「桑田さんの旗振りのもと、ボウリングに真剣に取り組んでいる人から初心者の方まで、誰でも参加できる大会を目指しました。

 

 生涯スポーツとしてのボウリングを盛り上げることで、世代間コミュニケーションの活性化や、地方の活性化といった社会貢献にも繫がればと考えています」(大会実行委員会、以下同)

 

 1月に桑田さんがリリースした新曲『レッツゴーボウリング』は、彼のボウリング愛を歌った曲であり、同大会の公式テーマソングでもある。

 

「ボウリングは老若男女が気軽に楽しめるスポーツであり、天候にも左右されません。一方で、ハマればハマるほど、追求しがいのある奥深いスポーツでもあります。桑田さんはボウリングのことを、『史上最強の玉転がし』であり、『レーン上の総合格闘技』でもあると言っています」

 

 ボウリングの魅力を熱く力説する桑田さんのボウリング愛は、紛れもなく本物なのである。

 


企画・molamolapress

 

(週刊FLASH 2019年2月19日号)

続きを見る

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る