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動き出す「滝沢ジャニーズ」2020年にアメリカ進出

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.02.10 11:00FLASH編集部

動き出す「滝沢ジャニーズ」2020年にアメリカ進出

 

「本来、グループの解散をいちばん嫌うのがジャニーさんです。自ら苦労して作ったんですから。今回、嵐の活動休止を許した背景には、2019年立ち上げたある会社があります」

 

 作家の小菅宏氏はそう話すと、1月15日に設立されたばかりの会社「ジャニーズアイランド」の名を挙げた。社長は2018年いっぱいでタレントを引退した滝沢秀明氏(36)だ。

 

 

 4月に新著『異能の男 ジャニー喜多川〜悲しき楽園の果て〜』を発表する小菅氏は、古くからジャニー喜多川社長(87)と親交がある。

 

「ジャニーさんが出資して作ったこの会社は、ミュージカルや舞台を通じてスターを育てるという、いわばジャニーズ事務所の創業理念を追求する会社です。その社長に、ジャニーズJr.時代から長年舞台に立ち続けてきた滝沢くんを据えました。

 

 近年のジャニーさんの関心はほぼ、この会社を成功させることにあります」(小菅氏)

 

 そこに、活動を休みたいと言ってきたのが大野だ。大野を嵐に引き入れたのは、ジャニー氏本人だった。

 

「大野くんの歌やダンスは、群を抜いていた。当時、京都の舞台に出るなど、関西での活動に満足していた大野くんを口説き、あえてグループに入れました。

 

 その大野くんが20年頑張ってくれて、休みたいと言っている。しかも、自分の関心はすでに新会社にある。条件が重なり、首を縦に振ったのです」(同前)

 

 ジャニーズの信念を滝沢社長に託して、一方でジャニーズ事務所では「第2の嵐」を育てる。現在の活躍ぶりから見て、もっとも近いのは関ジャニ∞だが、平均年齢は嵐とほぼ同じ30代半ば。

 

 次世代へのバトンタッチとなると、最右翼は19歳から23歳までの若手6人組、キンプリこと「King&Prince」だ。 

 

「事務所を挙げて、キンプリの売り出しに力を入れている。その名のとおり、若くキラキラした王道のアイドルグループだ。2018年末には『紅白歌合戦』に初出場を果たした。

 

 歌やパフォーマンスはすでに評価されているが、ポスト嵐になるには、個々での活躍が必須。俳優業やバラエティ番組でのトークなど、1人ひとりに高い総合力が求められる」(芸能プロ関係者)

 

 さらにジャニー氏には、芸能人生の集大成ともいうべき秘策があるという。

 

「東京五輪が開催される2020年、ジャニーさんはアメリカにオフィスを構える予定と聞いています。アメリカで通用する『ジャニーズミュージカル』を作るのです。温めてきた計画が、ついに具体化しつつあります」(小菅氏)

 

 嵐が作ったジャニーズの歴史は、遠く海の向こうへ。

 


(週刊FLASH 2019年2月19日号)

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