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髭男爵・山田ルイ53世の処世術「永遠に味のするガムはない」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.22 11:00 最終更新日:2019.02.22 11:00
髭男爵・山田ルイ53世が、2月19日放送の『バゲット』(日本テレビ系)で「人生が楽になる処世術」を語った。
髭男爵として最高月収1000万円、CM10本以上に出演したが、「永遠に味のするガムはない」と至言を披露。「一発屋として上げた知名度を消費していくビジネスモデル」と語り、常に新しい挑戦をしなければならないことを説いた。
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また、「なれた自分でなんとかやっていく」と語り、好きなことができず、理想の自分にはなれないが、持っている武器の中でやりくりしていくことが大切だという。
『一発屋芸人列伝』で「本屋大賞2018年 ノンフィクション本大賞」にノミネートし、「第24回 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した山田ルイ53世。
同書を執筆した経緯を、2018年8月12日放送のラジオ『空想メディア』(TOKYO FM)で告白している。
編集者からオファーされ、書こうとしたものの、「一発屋が一発屋を取材して書くというのは、傷のなめ合いにならへんかな。人のふんどしで……」という感覚があったという。
だが、レイザーラモンHGから「そういうの向いてる」と背中を押されて執筆を開始。
SNSをエゴサーチしていて、自分について「消えた」と書かれるのは許せるが、「面白くない」と書かれるのは不服で、「本を出す動機のひとつは私怨ですよね。一発屋も、みんな面白いんだ」と気骨を見せていた。
新作『一発屋芸人の不本意な日常』では、一発屋のプライドなどをつづっている。名門中学に合格するも引きこもりになり、芸人になっても借金苦から債務整理を行うなど、波乱の人生を送ってきた彼だからこその1冊だ。