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水谷千重子・倉たけし・八公太郎「命がけ」トークショーエンタメ・アイドル 2019.02.24

水谷千重子・倉たけし・八公太郎「命がけ」トークショー

 

 芸能生活50周年! 演歌界の大御所・水谷千重子の記念公演が明治座で開幕する。初座長公演の意気込みを大張り切りで語る彼女の楽屋に、因縁浅からぬ2人の男性歌手が乱入して……。
 虚実ないまぜの爆笑鼎談、どこまでフィクションか考えつつお楽しみください! 

 

千重子(以下:千)「50周年の節目に、明治座の大舞台に立てるなんて、歌手としてこんな嬉しいことはありません。明治座さんも、本当に懐ろが深いとしか言いようがないです」

 

 

八公太郎(以下:八)「本当だよ! 俺も嬉しいよ」

 

倉たけし(以下:倉)「おい、勝手に話に入るな!」

 

千「2人とも、呼んでないのに割り込んできて……。まあ、2人は『千重子ファミリー』ということで今回、歌のステージに参加してくれるのよね。しっかりやってちょうだいよ!」

 

倉「俺はともかく、こいつのことが不安で……」

 

八「何言ってんだ。お前こそ、千重子に迷惑かけるなよ!」

 

倉「なんだと? お前、言っていいことと悪いことがあるんだぞ」

 

千「うるさいね〜、耳元で喧嘩して。鼓膜が破れちゃうわよ。あんたたち、寄るとさわると、こんな感じよねぇ」

 

 当然という顔で取材に同席してきたのは、ロバート・秋山竜次そっくりと評判の「ご当地演歌の帝王」倉たけしと、バッファロー吾郎Aに瓜二つといわれる「江戸っ子演歌のパイオニア」八公太郎。

 

 水谷千重子の盟友としてお馴染みの2人は、今回も日替わり出演者のメンバーに名を連ねている。

 

八「俺は今、感謝してるんだよ。2018年、俺は体を壊して、死にかけただろ? それが、こうして明治座の舞台に立たせてもらえるんだから……」

 

倉「そうだったよな……」

 

八「いつもは喧嘩腰だけど、倉のやつ、毎日、見舞いに来やがってよぉ。……おい、思い出して泣くんじゃねえよ!」

 

倉「(目頭を押さえて)くっ……。だいたいお前、天ぷら食いすぎて死にかけるって、何なんだよ!」

 

千「八ちゃん、天ぷらばっかり食べてたからね〜。長いつき合いだけど、命がけで天ぷらを食べる男とは知らなかったわ」

 

倉「たしかに俺たち、つき合いは長いよな。営業に一緒に行って。千重子が『尻文字』なんてやったこともあった」

 

千「お尻で『どんな文字を書いたでしょう?』ってクイズにしたり、『これ書いて』っていうリクエストをもらったり」

 

八「当時はミカン箱がステージでよ。箱の底が抜けて、足がハマって抜けなくなって」

 

倉「もともと、千重子は『丘もち子』っていう芸名だったんだよな」

 

千「改名して、心機一転したの。苦労した時代のことは口にしたくなかったけど、皆さんに知ってほしいからねぇ」

 

八「そういや、覚えてるか? 阿佐ヶ谷のバーの『みちる』って男。あのころ、千重子が道玄坂で同棲しててな。千重子ったら、道玄坂で真珠のネックレスを切っちゃって。叫ぶんだよ、『お願い! 拾って! みちるからもらったネックレスなの!』って。
 それで俺、道玄坂を転がる真珠の玉を、ワーッと拾いながら、追いかけてよ。気づいたら、ハチ公前。それで俺の芸名は『八公太郎』になったわけ」

 

千「やめて!! スキャンダルめいたことは言わない約束よ」

 

倉「俺や八たちがみんなで千重子を取り合ってるって、『女性自身』にスクープされたこともあった。八なんて、一緒にペットショップへワンちゃん見に行ったところを撮られてなぁ……」

 

千「みんな、私を奪い合うようにできているのよ(笑)」

 

八「『歌のステージ』の日替わりメンバーの、六条たかやとも撮られてた。あいつ、チュートリアルの徳井義実によく似た男前で、許せねえな」

 

千「ほかにも、春澪ちゃんも日替わりメンバーの1人よ。誰? チャイナドレスを着た宮迫博之みたい、なんて言う人は。知ってる? 今はああいう人を『ミスターレディ』って言うのよ」

 

倉「ミスターレディ! 『いいとも』でやってたな」

 

 


 公演は二部構成。前半はお芝居ステージ『とんち尼将軍 一休ねえさん』、後半は歌のステージ『千重子オンステージ 歌えばコブシの花が咲く』だ。
 お芝居ステージでは原田龍二やYOU、あご勇ら、演技派俳優と共演。さらにハリセンボン、ずん、シソンヌといった人気お笑い芸人が、仲間の小坊主役として出演する。そして、尼神インター・誠子とゆりやんレトリィバァが、花魁姿で登場するのも見どころだ。

 

千「50周年ならではのすばらしい顔ぶれでしょ? 私が演じる『一休ねえさん』は、有名な一休さんの子孫で、得意のとんちで町の事件を解決するわけ。
 それを見守ってくれてるのが、原田龍二ちゃん。お客さまにはおおいに笑って泣いて、楽しんでもらえる話なのよ」

 

倉「原田さんって最近、すぐ脱ぐ人だよな」

 

千「あご勇ちゃんは、千重子の初代付き人だったのよ。私の大好きな映画『鬼龍院花子の生涯』(五社英雄監督)にも出てるんだから」

 

八「千重子、つるつる頭で出るんだな。これ、自前か? そういえば、井上晴美ちやに憧れてたもんな」

 

千「違うわよ。それから、YOUちゃんが時代劇って、珍しいと思わない? 髪を上げて、おでこを見せるYOUちゃん、ぜひ見てみて。誠子ちゃんとゆりやんちゃんの花魁も、この2人にぴったりよ」

 

 本業の歌謡ショーでも、つねに新しいことに挑戦する千重子。『紅白』出場を辞退し続ける理由は、舞台でさまざまなアイデアをスパークさせるためと語る。

 

千「私にとっては、『紅白』より日ごろのステージが命、そう思ってる。今回も、すごいショーを用意してるわよ。生バンドの演奏だし、初めて披露する曲もあるの。

 

 もちろん衣装だって、ひと味違う絵柄を新調するんだから。ちなみ今日の着物は、ワンちゃんが『千重子水』を飲んでる柄よ」

 

八「そういや最近、うちのカーテンが1枚、行方不明になってな……」

 

倉「うちも、こたつカバーがなぜか消えたんだよ。仲間うちでは、布が消えると、千重子の衣装が新しくなるって、もっぱらの噂なんだよなァ……」

 

千「もう、バカ言ってる!」

 

倉「でもよ、こうして怒ってみせるけど、千重子はここいちばんの舞台には、俺たちを呼んでくれるんだよな。人を大事にする、そこだね。千重子のいいところは。それが歌にも出てるんだよ」

 

八「そうそう。千重子はライブの前には必ず電話してきて『八ちゃん、今度のライブ盛り上げてね』って言ってくれるもんな。このひと言が嬉しいんだよ!」

 

千「みんなに盛り上げてもらって、お客さまに何度も足を運んでもらいたいじゃない」

 

八「言ってみれば、俺たちは千重子の魅力を引き立たせる、日替わりのトッピングみたいなもんだな。『八ちゃんセット』なら大当たり。『倉ちゃんセット』は、さしずめ外れってところだ」

 

倉「お前、またそんなことを! いい加減にしろよ!!」

 

千「やめて! それよりあんたたち、公演中は明治座の前に、自の名前が入った大きな幟が立つんだよ。これって、ものすごく名誉なことなんだから」

 

八「嬉しいねぇ〜。倉、お前の幟で、鼻かんでやるよ!」

 

倉「なんだと!? もう我慢ならねぇ。八、勝負だ!」

 

八「やるか、この野郎!」

 

千「はいはい、おやめなさいって。八ちゃんも、また入院することになったらたいへんよ!」

 

八「そうなんだよ。2018年、俺、入院してよ。いつもは喧嘩腰だけど、倉のやつ、毎日、見舞いに来やがってよぉ。……おい、思い出して泣くんじゃねえよ!」

 

倉「(目頭を押さえて)くっ……。だいたいお前、天ぷら食いすぎて死にかけるって、何なんだよ!」

 

千「そのくだり、さっき聞いたわよ!」

 

取材&文・ペリー荻野

 

『水谷千重子50周年記念公演』は、2月22日(金)から3月4日(月)まで、東京・明治座にて。

 

(週刊FLASH 2019年3月5日号)

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