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東野幸治、狩猟体験したら「美人」「ブス」に無関心になる
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.27 11:00 最終更新日:2019.02.27 11:00
現在、地上波で12本ものレギュラー番組を持つ東野幸治(51)。そのほとんどの番組でメインMCを務める。地上波以外ではAmazonプライム・ビデオで『カリギュラ』という番組を今田耕司(52)とやっている。
これは、コンプライアンス的にNG、マニアックすぎて視聴率が見込めないなど、地上波で埋もれていた企画をよみがえらせる番組だ。
この『カリギュラ』について、東野幸治には昔から大変お世話になっているという元芸人・インタビューマン山下が直撃した。
――『カリギュラ』で鹿やイノシシ狩りをして、解体して食べるところまでやってましたが、ご自分のなかで、気持ちの変化はありましたか?
東野 あのロケをやった直後は、普通に街を歩いてる人を見たときに、「なんとなく内臓って、ああなってるんや」ってわかるんですよ(笑)。
それから女性を見るときに「美人とかブスとか、どうでもええ」ってなりました(笑)。
――どういうことですか!?(笑)
東野 あんまり見た目って大事やないかな、って思い始めて。どうせみんな内臓は一緒やし……それをロケが終わってから1カ月ぐらいは思ってました。2カ月後ぐらいから、「やっぱり美人がええな」って(笑)。
――昔のバラエティ番組には、『カリギュラ』のような過激な番組もありましたが、そういった番組で印象に残っているのはありますか?
東野 今の時代のバラエティ番組に慣れてしまって、「昔のバラエティってどんなんやったっけ」って忘れましたね。昔は爆破とか逆バンジージャンプとかよくありましたけど。
昔、ビートたけしさんの『お笑いウルトラクイズ』に出たときです。電撃ネットワークさんの布団圧縮袋に入って空気を抜かれるというネタがあったじゃないですか? それを森三中の大島(美幸)と男性の芸人さんがやらされたんですよ。
そしたら圧縮された2人を「キスさせようぜ!」ってなって。出演者全員で担ぎ上げて「ワッショイ、ワッショイ」と言いながら運んでキスさせたんです。
それがめちゃくちゃ面白かったんですけど、放送では全部カットされてました(笑)。あれは今でも「面白かったな」って、たまに思い出しますよ(笑)
今なんか、たまに「スタッフさん、これはいいんですか?」みたいに、逆に自分の方から規制のブレーキをかけることもありますね。
いまは、人の見た目を突っ込むとかダメでしょ」
――それはバラエティでもセクハラにあたるということですか?
東野 はい。人の見た目を揶揄したらダメなんですよ。山下さん。あなたが芸能界にいた時代と今は全然違うんです。今は山下さんの鼻(デカい鼻)を見ても「キュートな鼻ね」って言いますから(笑)。
だから最近は人格をすべて肯定するんですよ。たとえばおじさんがスカートをはいていても、その人がスカートをはきたいわけやから、そこで、いじるのは違うんですよ」
――でもバラエティで、たとえばナヨナヨした男の人がいたら昔は「オカマか!」とか、最近だと「オネェか!」とか突っ込むじゃないですか? そういうときはどうしたらいいんですか?
東野 そんなこと言ったらダメですよ。「関節、柔らかいですね」って」
――いや、つっこみの主旨が変わってるじゃないですか!(笑)
※『今田×東野のカリギュラ シーズン1』Vol.1(東野狩猟企画)、Vol.2(シリーズ企画)が2月27日発売