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民放1月ドラマのコスパ判定、失敗2位は『後妻業』1位は?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.01 11:00 最終更新日:2019.03.01 11:00
テレビドラマがリアルタイムで見られなくなっている現在、成功度を従来の「視聴率」だけで測ることは難しくなってきた。
大手広告代理店も、視聴率至上主義から脱却。俳優のギャラを含めた、各ドラマの「総制作費」と「視聴率」をもとに計算された「採算分岐点」から、成功か失敗かを判断している。本誌はその極秘データを入手した。
2019年1月クールで、失敗ドラマの1位は、クレバーな弁護士を演じる竹内結子が主演の『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』。
「北川と並ぶ高額ギャラの竹内だが、二桁死守が一度もクリアできていない。以前にパイロット版を放送しており、本来の相棒役は貫地谷しほりだったが降板。不仲説が囁かれた」(制作会社プロデューサー)
2位は、資産家の老人を狙う女結婚詐欺師を演じる、木村佳乃主演の『後妻業』。
「木村佳乃と、共演する木村多江との喧嘩のシーンは、本当に殴り合ってアザができるほど。2人は現場を盛り上げようと、『今日もプロレスやるかな』と、冗談を言い合っている。もう少し話題になっても……」(テレビ局編成担当)
5位は、2000年の『ビューティフルライフ』以来、19年ぶりに日曜劇場復帰を果たした、常盤貴子主演の弁護士もの『グッドワイフ』。
「制作費と出演者のギャラは、『相棒』に次ぐ高さにもかかわらず、平均で二桁落ちは痛い。唐沢寿明のギャグも、現場で虚しく空回りしています」(制作会社プロデューサー)
ドラマ初出演となる田中みな実の「お色気シーン」という話題性がありながら、8位といまひとつなのは、山口紗弥加主演の『絶対正義』。
「田中のラブシーンが、『妙にリアルでエロい』と現場で話題になっています。田中の演技と、山口の少女時代を演じた白石聖の怪演は評価が高いのですが……」(テレビ局編成担当)。
1月ドラマの現状について、某局のプロデューサーが総括する。
「今クールは、手堅く二桁をキープするという戦略になっていて、各局大きな賭けをしていない。箸休め的なイメージ。ただし、大型改編がおこなわれる4月期は、どこの局も勝負に出るでしょう。
TBSの日曜21時枠で、福山雅治の『集団左遷』が早くも発表されましたが、各局ともに “社運を懸けた” ドラマが出揃うはずです」
次のページに、「失敗ドラマ・ワースト10」のデータを掲載する。