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日本テレビ1月ドラマ、制作現場の「悪評/好評」地獄耳

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.03.05 11:00FLASH編集部

日本テレビ1月ドラマ、制作現場の「悪評/好評」地獄耳

 

 テレビドラマがリアルタイムで見られなくなっている現在、成功度を従来の「視聴率」だけで測ることは難しくなってきた。

 

 大手広告代理店では、各作品の「総制作費」と「視聴率」をもとに計算された「採算分岐点」から、コスパを換算し、さらに録画視聴の指標である「タイムシフト視聴率」などを加味して、ドラマの成否を判断している。

 

 

 本誌は、そうしたさまざまな指標のひとつで、ドラマ制作者たちのリアルな声が掲載されている極秘データを入手した。まずは、近年「視聴率3冠王」をほしいままにしている、日本テレビのドラマから。

 

 同局でいちばん評価がよかったドラマは、『3年A組−今から皆さんは、人質です−』(毎週日曜22時30分~)だ。日曜の深夜にもかかわらず、視聴率は平均して2桁を維持している。予想だにしない展開の早さなど、話題性もある。

 

●メインキャスト:
 菅田将暉、永野芽郁、川栄李奈、上白石萌歌ほか

 

●現場の声:
「遅い時間なので、録画からの視聴、つまりタイムシフト視聴率も強く、2桁キープしています。早くもDVD化にむけて加速していますよ」
「まさにコスパのいいドラマ」
「主役の菅田さんが、役に入りきってしまうと、監督のOKの声を無視して演技を続けます」

 

 続いて第2位は、『家売るオンナの逆襲』(毎週水曜22時00分~)。今期開始のドラマでは、視聴率はトップだ。ギャラが高いぶん上がってしまっている採算分岐も、平均ではトントンレベルだ。

 

●メインキャスト:
 北川景子、松田翔太、イモトアヤコほか

 

●現場の声:
「北川さんの、役に入ったときの豹変ぶりはすごいです」
「イモトさんは、役者としては評価が微妙ですね……」

 

 日テレ内の第3位は、『イノセンス 冤罪弁護士』(毎週土曜22時00分~)だ。視聴率は一度も2桁には達していないが、設定した採算分岐点はクリアできているので、ギリギリ成功しているといえる。一方、タイムシフト視聴率は優秀。

 
 なお、プロダクション(日テレAXON)制作ということもあり、制作費は抑えられているので、採算点はもともと低く設定されていた。

 

●メインキャスト:
 坂口健太郎、川口春奈、草刈正雄ほか

 

●現場の声:
「坂口健太郎さんは、役作りのためなのか、ブツブツと何かを口走るような奇行(?)が目立っています。つぶやいているのは、セリフとも違います」
「坂口さんのつぶやきに、最初はヒロインの川口春奈さんも戸惑っていました。そのうちに、『ちょっと笑わせないでよ!』と叱りながらツッコんでいます」
「川口さんは、ファッションモデルなど、女性らしいお仕事も多い方ですが、立ち振舞いや言動は意外と男前です」

 

 一方、失敗判定のドラマもある。『人生が楽しくなる幸せの法則』(毎週木曜23時59分~)だ。2月7日の放送回から連続で3%を切ってしまい、地を這うような数字が続いている。原作は、お笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイ著『ちょうどいいブスのススメ』。しかし、原作もドラマも話題にならず。

 

●メインキャスト:
 夏菜、高橋メアリージュン、山崎ケイほか

 

●現場の声:
「夏菜さん主演はしんどいですね。めんどくさい人ですし」
「このドラマは、高橋メアリージュンさんでもっています」

 

 ドラマ制作の現場は、スタッフのさまざまな思いが交錯しているのだ。

 

※数字は3月4日現在のもの

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