松本莉緒、9年ぶりバラエティで休業理由を告白「精神崩壊して…」

公式サイトより

　女優でヨガインストラクターの松本莉緒が、3月5日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』（TBS系）で芸能活動を休止していた理由を明かした。

　9年ぶりのトークバラエティ番組出演となった松本は、1994年に11歳で「松本恵」としてデビュー。CMやドラマ『ガラスの仮面』（テレビ朝日系）の姫川亜弓役などで活躍して絶大な人気を誇った。

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　だが、「普通の高校生としての生活を送りたい」といったん活動を休止すると、「学校に行く途中で男の人から小さい瓶（から液体）をかけられた」と告白。近くの警察署に駆け込むと紺色のブレザーの背中が真っ白で液体は硫酸だったという。松本は「これまで頑張って応援してきたのに、突然やめていなくなったから、そこの怒りか何かですかね」とファンがアンチになった犯行だと推定した。

　その後、現在の名前で復帰し、ドラマ『エースをねらえ！』（テレビ朝日系）の竜崎麗香役などで名演技を披露。だが、20代のあるとき、仕事先の関係者から「アラブの王族がいるんだけど、その王族からの指名だから来て」と呼び出された。

　しつこい誘いに仕方なくクラブのVIPルームに行くと、その人物は松本に「端っこの人が一番お金持ってるから後はよろしくね」と言い残し、去っていったという。

　松本は「これはヤバい！」と感じ、「5分も経たないうちに非常階段から逃げて帰りました」と逃走。そんな衝撃の経験から「こんなことまでして仕事をもらわなきゃいけないのか」と嘆き、「精神崩壊しました」と振り返った。

　ドラマ『聖者の行進』（TBS系）など野島伸司脚本ドラマにも出演していた松本。現在はヨガの魅力にハマり、インストラクターとして活動し、国際ライセンスも取得した。「ヨガを始めてからは感情の波をコントロールできるようになった」と効果を熱弁した。

　波乱万丈を生きる松本は、自身の経験から成人の日だった1月14日にインスタグラムで20歳を迎えた若者にエールを送った。
「これからは自分でなんでも決断できます。自分の気持ちに正直過ぎて失敗する事もあります。周りの常識や世間体や疑問な部分も沢山出てきます。大人が悪い部分を隠そうとするところも沢山見てきました。でも一番大切なのは自分らしく生きる事です。誰が何と言おうと笑われようと構わず自分の人生を全うすること。最後の最後に幸せだった楽しかった頑張った～って終われる事」

　2月16日には東京・府中に自らプロデュースした常温ヨガスタジオをオープンさせた松本。さまざまな経験を乗り越えて、進むべき道を見つけたようだ。