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中学では生徒会長「クロちゃん」写真で振り返るクズ半生
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.09 11:00 最終更新日:2021.08.19 16:33
『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のドッキリ企画で「嘘つき」が明らかになったことをきっかけに、ネットで大炎上を続けている、「安田大サーカス」のクロちゃん(42)。毎日のようにSNSのコメント欄に届く、罵詈雑言にもめげないメタルハートで、「クズ芸人」としてバラエティでブレイクを果たした。
クロちゃんは、いかにして「噓つきモンスター」に成長したのか。本人とともに、その半生を振り返る。
冒頭の写真は3歳ごろのもの。女の子に間違えられることもあったという。このころにはまだ、クズらしさの欠片も見受けられない。小学生に入ってすぐの頃に、こんな可愛らしいエピードがある。
「小学1、2年生のころ、音楽教室に通っていました。親に5、6回ついてきてもらって、いよいよ1人で行くと、場所がわからず泣いて帰ってきて、教室通いを断念しました」
しかし、次第に「クズ」の片鱗を覗かせるようになる。クロちゃんには妹がいるのだが、最初の「嘘」の被害者は彼女だったのかもしれない。
「こっそり妹の人形で遊んでたら、人形の靴をなくしちゃって、妹が泣いたことがあります。もちろん『僕じゃない』って言いました。噓じゃないです。妹は、僕がいじわるで靴を隠したと思っていたので、それは違うよと」
現在でこそ「クズ」と罵られるクロちゃんだが、じつは中学時代は生徒会長を務めていた。しかし、全生徒を代表する立場になっても、クズエピソードがあって……。
「僕は真面目に演説をしたんですけど、今の比じゃないぐらい声が高くて、めっちゃウケたんですよ。校長には目をつけられましたが、僕、ぶっちぎりで勝ちましたから。
でも当選後、こんだけ頑張ってるんだからと、生徒会費でお菓子を買ってたらバレて怒られました」
クロちゃんは高校卒業後、2浪して短大に入った。そして短大在学中だった上の写真の約2年後、アイドルを目指して、松竹芸能のオーディションを受ける。
「グループを組ませてやると言われて、『プッチモニ』(モーニング娘。の派生ユニット)みたいなことを想像していたら、安田大サーカスだったんです」
その後、お笑いトリオとして『エンタの神様』(日本テレビ系)などのネタ番組でブレイクを果たした。しばらくは、見た目に反して声が高くてアイドル志向の「可愛いキャラ」だったが、近年「クズキャラ」を見出されて、個人でもブレイクしたというわけだ。
三つ子の魂百まで。あくまで「噓ついてないもん」と主張するクロちゃんのスタイルは、幼少期から変わっていなかった。
取材・インタビューマン山下
(週刊FLASH 2019年3月12日号)