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NON STYLE・石田明の涙誘う貧乏話「麦茶パックは9回使う」

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.03.12 20:00FLASH編集部

NON STYLE・石田明の涙誘う貧乏話「麦茶パックは9回使う」

 

 3月7日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に「実家ビンボー芸人」が集結して、NON STYLE・石田明が涙を誘う貧乏エピソードを明かした。

 

 石田は両親、2人の兄、姉、祖母と自分の6人家族。子供時代は4畳半の部屋が3つとバス・キッチンがある家で、1つの部屋に別の3人家族が住んでいたという。家賃を折半し「『テラスハウス』のはしり」と笑いを誘った。

 

 

 石田は、麦茶のパックを天日干しして9回も再使用することを告白。「“シーズン1”の麦茶を飲むのが幸せだった。映画もシーズン1が一番面白い。それと一緒」と振り返った。

 

 当時、駄菓子店のお菓子「きな粉棒」は、食べ終えた楊枝の先が赤く塗られていると当たりで、もう一本もらえたという。石田の兄は当たりにするため、「歯ぐきを刺して物理的に(血で)赤くする。染色する」と告白。店のおばあちゃんは泣きながら「食べてええよ」ともう1本くれたそうだ。

 

 食パンの耳はタダで喫茶店でもらえることがあり、兄弟それぞれ別の店に行き、分けてもらっていた。だが、石田の行く店に先にもらいにいくライバルが現れ、「その日から早起き対決が始まった」が、最終的にパンが搬入される前に行って待ち伏せしていた。

 

 病気になってもなかなか薬がもらえなかった石田。腹痛になり正露丸を求めたが、母から「あの匂いが効く」と言われ、ずっと空き瓶の匂いを嗅いでいたという。風邪を引くと、給食費が無駄にならないよう、給食だけ食べるために学校へ行かされたこともあった。

 

 石田は、2015年3月1日放送の『千鳥のおもしろツライ話買い取ります』(よみうりテレビ)でもビンボー話を披露。

 

 ザリガニが釣れる近所の池で、エサ用のちくわを男兄弟3人で盗み食いしていた。毎晩ちくわがなくなることから、町では「でっかいザリガニが住んでるぞ」とウワサになり、どんどんエサのちくわが大きくなったという。

 

 ある夜、同級生らがザリガニを探しに行ったところ、そこにいたのは石田3兄弟で「お前ら、エサドロボー!」と怒られたことを明かしていた。

 

 過酷な生活だった石田だが、2011年12月22日のツイッターには「おれは貧乏に生まれて幸せでした」と投稿している。

 

 芸人としてだけでなく俳優としても数々の作品に出演している石田。2014年の舞台『ダンガンロンパ THE STAGE』では演出も手がけ、劇団間座旗揚げ公演『恋の虫』などの脚本も手がけている。ビンボー生活で経験した喜怒哀楽を上手に表現に変え、多方面で活躍しているようだ。

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