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内田裕也さん、オノ・ヨーコの一言で「役者道」を極めるエンタメ・アイドル 投稿日:2019.03.19 06:00

内田裕也さん、オノ・ヨーコの一言で「役者道」を極める

 

「オレは永遠にロックだからな、年齢は69歳がいい」
 しばしばそんな言葉を語っていた内田裕也さんが、3月17日、肺炎で亡くなった。79歳だった。
 

 内田さんといえば、1960年、ロック歌手としてデビューして以来、日本を代表するロックミュージシャンとして活躍してきた。1966年にビートルズが来日したときも、武道館ライブで前座を務めた。

 

 だが、実は役者としても高い評価を受けていた。映画の主演デビューは1977年の『不連続殺人事件』で、同年、『実録不良少女 姦』などのピンク映画にも出演し、新しいムーブメントを造り上げる。

 

 

 内田さんは高校時代、エルヴィス・プレスリーに憧れてロックを志し、学校を中退。1958年にはバンド「ブルージーン・バップス」を結成し、翌年デビューしている。本来、ロックの道を突き進むはずが、役者でも活躍するきっかけとなったのは、オノ・ヨーコの一言がきっかけだったという。

 

 ビートルズ日本公演のあと、アメリカの雑誌『ニューヨーク・マガジン』で、オノ・ヨーコのインタビューをすることになった内田さん。

 

《(オノ・ヨーコと)しばらく話した後、よれよれのジーパンにメガネ掛けてひょろひょろとした男が「ハーイ!」て入ってきて、アレ?って。「マイ・ネーム・イズ・ジョン」っていうから、生ジョン・レノンだって興奮したんだけど、こっちも同い年でプライドあるから、あんまり媚びんの嫌だなって。「実は武道館で前座でバンドで歌ったんだよ」って言ったら「ワーオ!」って》(2015年5月10日のスポーツ報知)

 

 こうして内田さんは、ジョン・レノンやオノ・ヨーコとの親交を深めていく。

 

 オノ・ヨーコとの交友は、ケンカをしたり、また仲良くなったりと、波のあるものだった。内田さんがアメリカへ行くとき、こんな些細なことでケンカしたという。

 

《(オノ・ヨーコは)霊能者というか、宇宙と交信できるタイプで、霊のこととかスピリチュアルの話をよくしていた。ニューヨークに行くときなんか「あなた、今回は南回りでいらっしゃい」って言われたりしたもんね。こっちは北回りで行ったけど。それから仲が悪くなった》(内田さんの自伝『ありがとうございます』)

 

 だが、ある日、オノ・ヨーコと決定的なケンカ別れをすることになる。

 

 なんとなくケンカが始まり、内田さんはオノ・ヨーコに「ジョンが言ってたわよ! ユウヤは飲んで暴れてばっかりで結局何もしてないって」と言われたというのだ。

 

 怒った内田さんは、そのままドアを蹴飛ばして出て行き、それからしばらく絶縁状態となる。だが、このときの悔しさをバネに、なんと内田さんは役者の道に邁進することになった。

 

 1983年には崔洋一監督を抜擢して『十階のモスキート』で主演、そして1986年、ピンク映画出身の滝田洋一郎監督による『コミック雑誌なんかいらない!』で脚本を書き、キネマ旬報主演男優賞を受賞。さらに、カンヌ国際映画祭からオファーを受ける。

 

 そして、『コミック雑誌なんかいらない!』がニューヨーク近代美術館で上映されたときは、隠れてオノ・ヨーコが見に来たという。後年のインタビューでは、「オノ・ヨーコがこっそり見にきたのは嬉しかったね」と笑顔で話していた。

 
 内田さんの妻は、2018年9月に亡くなった樹木希林さん。希林さんとは1973年に結婚したが、1981年、内田さんが一方的に離婚届を提出。裁判の末、離婚届は取り下げられ、以来40年以上別居しながら、交流を続けていた。

 

 希林さんの葬儀では、「人を助け、人のために祈り、人に尽くしてきたので、天国に召されると思う。お疲れ様。安らかに眠ってください。見事な女性でした」とコメントし、長年の絆を感じさせた。

 

 実は、内田さんがオノ・ヨーコを紹介したことで、希林さんとオノ・ヨーコは非常に親密な関係になったという。
 先にあげたスポーツ報知のインタビューではこう語っている。

 

《紹介したら妙に仲良くなりやがってね。俺すっとばして、今でも日本来たら必ず食事してるらしいよ。俺が気を使うよりあちらにお任せしてます。その2ショットは見たくないよ。ちょっと引くよなあ》

 

 東京都知事選に立候補したり、民主党の仕分けに口を出すなど、ぶっ飛んだ行動も多かった内田さん。いまは、天国で、希林さんと仲良く、オノ・ヨーコの話題で盛り上がっていることだろう。

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