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ウイスキーの師は武豊「小泉孝太郎」堪能したのは、この銘柄

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.03.28 16:00 最終更新日:2019.03.28 16:00

ウイスキーの師は武豊「小泉孝太郎」堪能したのは、この銘柄

 

 いま、空前の「ジャパニーズ・ウイスキー」ブームが到来している。2009年に「角ハイボール」が流行したのをきっかけに、2014~2015年は、NHKの朝の連ドラ『マッサン』が後押し。サントリーの「山崎」「白州」といった、国産シングルモルトも国内外で注目されるようになった。

 

 芸能界でウイスキーに魅了されているひとりが、俳優小泉孝太郎だ。彼のウイスキーの指南役は、レジェンド競馬騎手の武豊だった。

 

 

「武さんは、スコッチの『ボウモア』がお気に入りでした。20歳そこそこで未熟だった僕には、『臭い、まずい』としか思えなかった。それが、20代後半になって飲んでみたら、旨いんです」

 

 孝太郎は、番組ロケで自ら志願して、埼玉・秩父のウイスキー製造・販売企業「ベンチャーウイスキー」を訪ねている。そこで社長の肥土伊知郎氏から、オリジナル銘柄「イチローズモルト」をプレゼントされた。

 

「連続ドラマの撮影が終わるころで、『自分へのご褒美に』と思い切って開けると、あっという間に空けちゃいました(笑)。ウイスキーをコレクションする趣味は、僕にはなく、すぐに封を切って、バーなどでみんなに振る舞うんです」

 

 父の純一郎氏も同様で、高級な酒を贈られたら、すぐに味わう派。一度は孝太郎も、山崎50年の相伴にあずかった。

 

「強烈でした。甘みがどんどん押し寄せる。別格でしょうね。ただ、『イチローズ』も負けてませんよ。

 

 イチローズとの出会いは、比較的手に入りやすかった、『リーフシリーズ』をホテルのバーで飲んだこと。こんなにおいしいのかと驚いたけど、体に馴染みました。

 

 今では激レアな『カードシリーズ』の『ジョーカー』は、トロッとした花の蜜のような、太い甘みがあって、スーッと余韻が残るんです」

 

 そんな孝太郎が今回挑戦したのが、福島県南酒販が地元の「笹の川酒造」に特注したブレンデッド「963 赤ラベル」。風変わりな名は、郡山市の郵便番号から取っている。現在でも入手しやすい1本だ。

 

「ピリッときたあとに続く、ほのかな甘さがいい。余韻が思いのほか長く、ソーダで割っても引き立ちそうですね!」

 

 孝太郎は、弟の衆院議員・進次郎氏とも月に一度は会って、酒を酌み交わすという。

 

「政治の話もしますよ(笑)。弟は、『知多』とか『白州』などを、いつもソーダ割りやロックで飲んでますが、クラフトのよさも教えてやりたいですね」

 


取材&文・鈴木隆祐
写真・安藤青太

 

(週刊FLASH 2019年3月19日号)

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