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結成1年目から不仲「品川庄司」ケンカの原因はMAXの振り付け
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.01 16:00 最終更新日:2019.04.01 16:00
世間的なイメージでいうと「好感度低い芸人」の品川祐(46)と、「ミキティー!」と嫁の名前を叫ぶマッチョ芸人の庄司智春(43)からなるコンビ・品川庄司。
結成25周年をむかえた品川庄司とは旧知の仲だという元芸人のインタビューマン山下が、現在のコンビの関係性を聞いた。
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――品川庄司は仲が悪かったと『しくじり先生』(テレビ朝日系)でもおっしゃってましたが、いつ頃から仲が悪かったんですか?
品川 吉本の養成所を卒業してデビューした1年目の夏ぐらいですね。
――いや、早めですね!
庄司 それでよく世の中に出ましたよね(笑)。
――それは何をきっかけに仲が悪くなったんですか?
品川 細かいことで言えば、ネタ中に噛むとか、単純に庄司は年齢が俺の3歳下なんで、「こいつ俺に対してため口だな」って言うのはありましたね(笑)。
僕が養成所では年上だったんで、周りはわりと僕に敬語だったんです。でも庄司だけがため口だったんですよ。
――庄司さんは当時は品川さんのことをどう思ってたんですか?
庄司 品川の性格は今も昔も変わんないんですよ。
品川 当時の僕は、お笑いが下手くそなのに、この性格だから最悪ですよ(笑)。
庄司 当時はいじるのも下手くそだから、同期の奴に「なんだよ、それ、めちゃくちゃ気持ち悪い刈り上げだな」とか、むやみやたらと毒を吐くだけで。笑いにならなくて、下手くそだったんですよ。それで同期に嫌われたのはありました。
でも俺が別にどうこうという感じではなかったです。
――はじめて喧嘩になったのはいつですか?
品川 養成所を卒業して銀座7丁目劇場に出始めて2年目ぐらいですね。そのころはネタの出番が週に5~6回あったんですよ。ネタが間に合わなくて、本番前のネタ合わせのときに僕はまだネタを書いたりしてたんです。そのときに庄司は暇だから、後輩を呼ぶんですよ。
俺が「本番に間に合わせない」と焦って書いている横で、めちゃくちゃはしゃぐんです。
たとえば、庄司は後輩と「MAXの曲の『ギミギミシェイク』のときの振り付けの手は最後、内側か? 外側か?」って話をずっとしてるんですよ。「いや、内だろうが外だろうが、どっちでもいいだろうが! こら!」って。
そしたら庄司が、俺のヤンキーあがりのノリをバカにした感じで「また暴力ですか?」って言ってくるのがめちゃくちゃ腹が立つんです。
庄司 今、また思い出してムカついちゃってるじゃねえか(笑)。
品川 庄司はよく、僕がすぐに暴力をふるうって言ってますけど、こいつはすでに俺に言葉の暴力を浴びせてるんですよ。それはもう暴力ですよ。
庄司 そこで初めてつかみ合いの喧嘩になって。そこから、すぐに手を出すのは「やだなぁ」というのはありましたね。
品川 細かい話ですけど、「俺がネタを書いてきてるんだから、台本のコピーはお前がやれよ」とかあるじゃないですか。でも、コピーも僕がやって用紙を止めるホチキスも僕がやるんですよ。「なんでコピーとかホチキスとかできないの? 細かいことを言うと、このA4の紙も俺が買ってんだよ」っていう(笑)。