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親交20年の芸人、イチローに新婚旅行を贈られて舞い上がる
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.05 06:00 最終更新日:2019.04.05 06:00
現役を引退したイチローは吉本新喜劇の大ファンで、劇場に何度も観劇しに訪れている。新喜劇メンバーともプライベートで交流があり、なかでも特に親交が深いのが中條健一(54)である。いつも全身グリーンのスーツを着ていることから、「アスパラガス」といじられるやりとりが人気だ。
中條の大学の先輩が、当時イチローが在籍していたオリックスのマネージャーをやっていたことから紹介され、以来20年以上の付き合いとなる。
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そこで、元芸人のインタビューマン山下が、中條健一にイチローの素顔を聞いた。
――中條さんが新喜劇の座員・秋田久美子さんと結婚されるとき、イチローさんからメールをもらったんですよね。
中條 先輩方には結婚の報告をしてたんですが、鈴木君(中條さんはイチローさんのことを鈴木君と呼ぶ)はアメリカから帰って来てから報告しようと思ってたんです。
そしたら鈴木君から「僕に何か報告がございませんか」ってメールが来たんですよ。「あれっ! アメリカちゃうの?」と思ったんですが、ネットで見たのかなと思って「すいません。アメリカから帰ってきたら報告しようと思ってたんです」と送ったら「いや、『おはよう朝日です』(ABC)で見ましたよ。もう日本に帰ってきてるんだけど」って、怒られました。
それで、改めて嫁と2人で球場にあいさつに行ったら、「なんで僕に隠してたんですか! 周りは、みんな知ってたらしいですね」って言われましたね。
――イチローさんが新婚旅行をプレゼントしてくれたんですよね?
中條 鈴木君が「結婚のプレゼントは何がいいですか?」って言ってくれたんです。そしたら嫁さんが「新婚旅行でアメリカに行きたいです」って。そしたら「いいっすよ」って。
さらに嫁さんが「ファーストクラスで行きたいです!」って。「もちろんいいですよ」みたいな。
――いや、奥さん、言いますね!(笑)。
中條 シアトルの空港に着いたら「お待ちしておりました」って、新車のエルグランドで通訳兼運転手の迎えの人が来てて「夜は夜景の綺麗なレストランを予約してますんで」って。
――完全にVIPですね。
中條 嫁さんがロスのユニバーサルスタジオにも行きたいというので、シアトル3泊、ロス2泊、またシアトルに戻って1泊しました。マリナーズの試合も家族席を用意してくれました。それでプレゼントしてくれたグローブをはめて、自分達の名前入りユニホームを着て4試合見ました。しかもすべてマリナーズが勝利!
――それはもうイチローさんの親族ですよ。一番直近でイチローさんにお会いしたのはいつですか?
中條 おととしの正月、神戸で新喜劇公演があったんです。そこで会いました。神戸の公演は何回か見に来てくれていたので、「新婚旅行のお返しをさせてもらいます」と、僕が招待したんですよ。2回招待したんですけど、鈴木君に「このお祝い返し、何年かかんの?」って。
――新婚旅行にかかった値段につり合うお返しをしようと思ったら、ということですね(笑)。
中條 途中で「もういいですよ」って言われましたけどね(笑)。