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カンニング竹山、裁判所で「バカヤロウ」と激怒され号泣の過去
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.18 16:00 最終更新日:2019.04.18 16:00
芸人のカンニング竹山が、4月16日放送の『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演した。
番組で竹山は、食えなかった20代の下積み時代を「仕事がなくてギャラをもらったことがないから、借金まみれですよ」と振り返る。
当然、本人は返せなかったが、「親が返しちゃったんですよ」と告白。これが逆効果になったようで、「100万ぐらい返しちゃうと返済能力がある人になるから、さらに増額キャンペーンがやってきて、もっと借りられるんです。そっからが早くて、13社全部で500万ぐらいになった」と明かした。
その後、兄弟に相談したところ、お金がかかる弁護士を雇わず、自分で申立て手続きをするよう助言されたそう。消費者金融側と交渉し、元金のみ返し、いわゆるグレーゾーン金利分を減額する手続きだ。
竹山は「裁判になる前に委員のおじいちゃんが2人つくんです。僕がどういう生活してるか面接ですよ」と説明。「家賃はいくら払っているか?」「バイトでいくら儲かっているか?」「バイトで週3回働けないの?」など、経済状況や返済計画についてしつこく聞かれ、返済のため昼も夜も働くように説得された。
だが、竹山は「芸人ですから無理ですよ」と返したという。
すると委員が「ずっと『自分は芸人だから無理。芸人だから借金した』って言ってるけど、君は一体何やってるの? 芸があるなら私たちの前でやってみなさいよ!」と激怒。
これに対し、パニックになった竹山は「ペロンチョ!」と意味不明な一発芸を披露してしまった。
その後の展開について竹山はこう語る。
「そしたら裁判所に響き渡るぐらいの声で、『バカヤロウ! ふざけてんじゃないよ! こっちは真剣に君のためにやってんだ! 君が人生やり直したいって言ってるから国の法律使ってやってんだよ! 何考えてんだ!』って。そこで俺びっくりして、号泣しちゃった」
最終的に委員たちは「いま君の涙を見ました。君はやり直そうとしていると感じました」と許してくれたそう。こうして金融会社13社との話し合いが開始された。
番組では司会の笑福亭鶴瓶から、「すごくいい経験している」「これを聞いたら笑い転げるやつがいると思う」と絶賛された竹山。裁判所での辛い経験も、きちんと芸の肥やしになったようだ。