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R-1ファイナリスト「こがけん」ライブが盛り上がりすぎて引退の危機

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.20 11:00 最終更新日:2019.04.20 11:00

R-1ファイナリスト「こがけん」ライブが盛り上がりすぎて引退の危機

 

 3月に開催されたピン芸人の日本一を決める大会「R-1ぐらんぷり2019」(フジテレビ・関西テレビ系)で、芸歴17年目にして初のファイナリストになった、こがけん(40)。

 

 元芸人のインタビューマン山下が、単独ライブや、これまでの芸人人生について話を聞いた。

 

――R-1ぐらんぷり後は反響ありましたか?

 

 ツイッターで「私の中では優勝でした」みたいな、ありがたいリプライを100ぐらいいただいたり、フォロワーも1000件ほど増えました。そんな反響があったことも含めて、社員さんから「単独ライブをやりませんか」と言っていただいて、やることになったんです。

 

 

――単独ライブはどんな内容になるんですか?

 

 今回は新ネタばかりやるライブでもないんですよ。お客さんが、R-1でやったネタしか知らない人もいるでしょうし、『細かすぎて伝わらないものまね選手権』(フジテレビ)で知ってくれている人もいると思うので、両方の人が楽しんでもらえるようなライブになればいいなと考えています。

 

――R-1ファイナリストになるまでに17年かかりましたが、これまでにやめようと思ったことはありましたか?

 

 3年前に100人ぐらいの劇場で単独ライブをやって、満席になって盛り上がって成功したんですよ。でもそのライブが終わった後に芸人をやめたくなりました。

 

――え? 成功したのに何でですか?

 

 これは知名度がなくテレビに出てない芸人が陥りやすい現象なんです。そのライブは凝りすぎて、制作費に14万円ぐらい使ったんです。そのお金はもちろん経費として落ちないので自腹です。それは芸人で稼いだお金でもなく、バイトで得たお金だったんで、これは単なる道楽じゃないかと。

 

「俺、今、お笑いをやってるけど自己満足でやってるだけじゃないか?」とか考えて。それで廃人みたいになって「芸人やめようかな?」ってなりました。

 

――それで、どうやってまた頑張ろうってなったんですか?

 

 少数ですけど、ずっとライブに来てくれて応援してくれるファンの人がいたり、僕のことを面白いと言ってくれる先輩や後輩がいてくれて、頑張らなきゃいけないなと思いました。

 

――その後『細かすぎて伝わらないものまね選手権』の出演があったんですね。オーディションは1発で受かりましたか?

 

 僕は2016年にはじめて出演したのですが、その3年前のオーディションで不合格だったネタとまったく同じことをやって受かったんです。

 

 やっぱりタイミングとかあるんだなと思いました。「細かすぎて」の常連の芸人さんはみんなわかってるんですけど、「この日にオーディションを受けても、ネタを見てくれる作家さんが前日の深夜ラジオ終わりでヘトヘトだから、ネタをやっても覚えてない可能性が大だな」とか、わかるんですよ(笑)。

 

――作家さんのコンディションで合否が左右することがあるんですね(笑)。

 

 やっぱり人間ですから、誰しもバイオリズムがあるんです。後はネタの流れや流行りもありますからね(笑)。

 

※単独ライブ「こがけんのOH MY GOD! ~ベスト&モア~」4月29日開催

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