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川平慈英、サッカーに挫折して田原俊彦のバックダンサーに

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.22 11:00 最終更新日:2019.04.22 11:00

川平慈英、サッカーに挫折して田原俊彦のバックダンサーに

 

 川平慈英が、4月19日放送の『A-Studio』(TBS系)で知られざる半生を明かした。
 川平は読売サッカークラブ(現在は東京ヴェルディ)のユースチームに在籍。その後、全額奨学金を支給してくれるということで、テキサス州立大学に進学した。

 

 ブラジル式サッカーを続けて、「ようやく念願のプロの道に開けるぜ」と勢いに乗っていた川平。だが、監督が変わり、その監督はヨーロッパ式の前線にボールを集めるサッカーを目指したことで、川平は次第にスタメンから外されていった。

 

 

 納得ができず監督の部屋を訪ね、「残り6試合あるんですけど、僕の起用法を教えてください」と直訴。だが監督は「このチャンスを僕にくれて慈英ありがとう」と感謝するが、その後に出てきた言葉は「I don’t need you.(君は必要ではない)」という冷酷すぎる一言だった。

 

 絶望した川平は「挫折の音を聞きました。脳内でガラスが粉々に崩れる音」と振り返っていた。

 

 それから演劇の道に進み、ミュージカルやダンスを習い「田原俊彦さんのバックダンサーもしていた」という。そんな時期に出ていたミュージカルを見た演出家の福田陽一郎氏に「サッカーが好き」と話したところ、『ニュースステーション』(テレビ朝日系)のカメラテストに参加して、サッカーキャスターに起用されたという。

 

「役者になりたい」と一度は断ろうとしたが、事務所の社長も、兄のジョン・カビラにも「ぶっとばすぞ。絶対やれ!」と勧められて、出演を決意したことを明かしていた。

 

 ミュージカル俳優として、三谷幸喜作品の常連でもある川平。2018年12月4日から行われた『日本の歴史』にも出演した。『週刊女性』2018年12月4日号では「テレビの影響は大きいから、僕をサッカーの人とかタレントって認識している人も多いと思います。でも最後は俳優として、日本演劇史の1ページに川平慈英という名前を刻みたいんです」と役者としての信念を告白。

 

「僕にとってミュージカルは、なくてはならない元気の源。いちばんの喜びを感じるし、お客さんとの交流ができる。僕が僕であることをいちばん実証できる、最高のツール。僕のピッチでありフィールドなんです」

 

「楽天カードマン」として子供からも知られている川平。さまざまな経験を演技に昇華させているようだ。

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