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神田うの、芸人の弟に見当違いの助言「早くテレビに出なさい」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.29 16:00 最終更新日:2019.04.29 16:00

神田うの、芸人の弟に見当違いの助言「早くテレビに出なさい」

 

 タレントの神田うのと、その弟でお笑いコンビ「ハマカーン」の神田伸一郎が、4月26日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した。

 

 ジーパン姿で漫才をする若手芸人をテレビで見て、芸人になる決意をしたという伸一郎。家族のなかでも「一番面白くなかった」ため、両親からは反対された。しかし、すでに芸能界で活躍していたうのは、「絶対向いてないけど頑張ってね」と応援した。  

 

 

 その後、うのは、なかなか売れない弟に対し「早くテレビにでなさいよ。なにモタモタしているの」と焚きつける。下積みで苦労していた伸一郎が、芸能界の大変さをグチっても、10代後半でテレビに出てしまった自身の経験ゆえ「簡単よ、テレビに出ればいいの」と、見当違いの助言をしていた。 

 

 芸能界格差のある姉妹ではあったが、うのが劇場に伸一郎の漫才を観に行ったことがある。伸一郎は当時のことを、こう振り返った。

 

「100人くらいしか入らない劇場に、神田うのが美川憲一さんを連れて来るから、みんなそっちを見る。どの漫才師よりも面白い2人組になっちゃうんです」

 

 漫才を観たうのは、伸一郎に対し、「伸ちゃんはなんで浜ちゃん(相方の浜谷健司)が面白いことを言っているのを、横で怒って止めるの?」と真顔でダメ出しした。なんと、ボケとツッコミで成り立つ「漫才」の形式を知らなかったのだ。

 

 うのは、そのときのことを、こう釈明する。

 

「だって浜ちゃんの話をもっと聞きたいし、(テレビ)業界的にクロストーク? 『話をしている人を遮っちゃいけません』ってすごく言われてきたから」

 

 うのは、5歳からクラシックバレエをはじめ、幼いころから芸能界のスカウトが相次ぎ、反対する両親を説得して、14歳でモデルデビューした。モデルとして、ティーン雑誌『プチセブン』などで活躍したのち、タレントへと転向。2015年10月27日付けの日本経済新聞のインタビューでは、こう語っている。

 

《何でも好き勝手しゃべるので、おもしろがられてテレビに出る機会が増えました。両親はいつもハラハラです。お願いだからしゃべらないでと言われていました》

 

 2007年にパチンコグループの経営者と結婚し、1児の母となったいまでも、独特な物言いはあまり変わっていない。

 

『ノンストップ!』(フジテレビ系)2014年3月6日放送回の就活特集では、試験を100社受ける学生もいるとの現状に対して、「100通も会社に送って失礼」「結婚なんて1人としかできないんだから、この1社と選んで」「しぼって受けるべき。失礼よ」などと発言。「世間知らず」とネットで批判を浴びていた。

 

 幼少期から芸能の道を歩み、セレブ婚をしたうの。その人生は、同じ家に生まれ育った弟にも理解できない、さながら天上人の世界の出来事なのかも。

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