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作ったガンプラは1000体「落合福嗣」選りすぐりの作品はこちら
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.04 16:00 最終更新日:2019.05.04 16:00
中年男性なら誰しもが、一度はガンダムのプラモデル、「ガンプラ」を作ったことがあるだろう。ガンプラ歴20年以上にして、「作ったガンプラは1000体!」という声優界のトップモデラー・落合福嗣が、その魅力を語る。
「今日は3体持ってきました。ひとつは、3日前に完成した最新の『ナラティブガンダム C装備(冒頭の写真右)』。墨入れペンで、墨入れ作業と部分塗装をしています。輪郭を入れるだけで、グッとクオリティが上がるでしょう?
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次が『鉄血のオルフェンズ』に搭乗する、主人公機『ガンダム・バルバトス』を改造した僕のオリジナル(冒頭の写真中)。プラモデル3体分のパーツを使用して作った自信作です。そして、小説版の『ムーンガンダム(冒頭の写真左)』です」
とくにお気に入りの「ガンダム・バルバトス」は、同じものを6体持っているという。
「昔のガンプラは、可動域が取れなかったんです。とくに脚が開かなくて。そうすると、劇中のカッコいいポーズが再現できない。脚の部分を削って開けるようにしていたんですけど、最近のものはその手間がかからない。
胸や腰も、左右だけじゃなく斜めに動くから、表情をつけるのが楽になりました。新しいものを作るたびに、昔のものとの違いに気づく。
バンダイスピリッツさんの進化がすごくて、いちいち感動しています。ガンプラの技術力は、世界に誇れるものだと思います」
父・落合博満さんも熱烈な「ガンダムファン」だ。
「『機動戦士ガンダム00』は、家族で観てました。父は僕が幼いころ、ガンプラの『1/60(サイズ)ガンダムF91』を2週間以上かけて完成させましたが、僕がグーパンチ一発で壊してから、作らなくなりました(笑)」
世代を超えて楽しめるのが、ガンダムであり、ガンプラなのだ。
おちあいふくし
1987年8月20日生まれ 東京都出身 落合博満・信子夫妻の長男。2019年3月、「第13回声優アワード」の新人男優賞を受賞
(週刊FLASH 2019年4月23日号)