タレントの長嶋一茂が、5月8日放送の『長嶋一茂&石原良純いきなりやってみた!』(テレビ東京系)に出演した。
番組では、一茂が中学2年生のときに経験したという横浜の初デートを本人自らロケで再現。冒頭で一茂は相手の女性に関して「学校は別なんですけど、同じ塾だった女の子」と説明。「彼女はものすごいキレイで、地元で有名な子だった。(デートは)朝の10時集合なのに、もう朝の5時ぐらいから起きちゃって」と告白する。
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気になるデート内容だが、最初は観光スポットとしておなじみの氷川丸へ行ったそう。一茂は「いまだったら(冗談で)『ここで一泊する?』とか言えたんだけど、当時は緊張して言えなかった。ハレンチなことを言ったらもうフラれると思った」と発言し、「しゃべった方がリスクがあると思ってしゃべってない。『あっち行こうか?』『うん』ぐらいの会話」と、いまの彼からは想像できない意外な一面を明かした。
話がほとんどできなかったため、いろいろ作戦を考えたという一茂。「『あれ何かな?』って言ってちょっと近づいて。ここ(氷川丸)で手を握るか、肩に手を回すかってことをずっと考えてて、まったくできなかった。中学のときなんてそんな程度ですよ」と振り返る。
その後、マリンタワーへも行くも手をつなぐことができず、さらにそこから元町の商店街方面へと移動することに。
この道中である思いに駆られたらしく、「朝の10時からずっと手も握らず、肩も組まず。会話も大してなくて何時間も過ぎる。家に帰ったときになんも収穫がなかったみたいで嫌じゃない」と当時の心境を語る。商店街へ向かう橋の途中でついに覚悟を決め、思いきって彼女と手をつないだという。
ちなみに、中学生でのデートはこの1回のみ。高校はそれぞれ別の学校に行ったため進展しなかったが、その後2人の間で起こった運命的な出来事について、一茂はこう話す。
「大学で1年から試合に出ていた。神宮球場から帰るときに集合して先輩から怒られていたら、彼女が通りかかった。そこからお付き合いが始まって、プロの2年めぐらいまで付き合った」
プロになってからは、伝統あるホテルニューグランドに泊まったり、何度も横浜デートを満喫したという。しかし、プロ野球で活躍するにつれて遠征などが多くなり、自然消滅したと明かしていた。
番組では「10時ぐらいに集合して16時には帰ってました」と、中学生らしい初デートを振り返った一茂。なんとも微笑ましい青春の一幕である。