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熊川哲也が所有「ベートーヴェン『第九』の楽譜」は440万円超

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.05.12 11:00FLASH編集部

熊川哲也が所有「ベートーヴェン『第九』の楽譜」は440万円超

 

 バレエダンサーの熊川哲也が、5月9日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した。

 

 自らバレエ劇団を運営する熊川は、番組で、「自分が作った作品に関係している古書を集めたい。(歴史の)先人を身近に感じ、見えない霊的な付き合いをしたい。自分でロマンを作りたい」と発言する。

 

 スタジオでは、熊川のコレクションの中から2冊が紹介された。まずは1862年に発行された、初版初刷りのベートーヴェン『第九』の楽譜だ。熊川は購入動機をこう説明する。

 

「ベートーヴェンで一番有名な曲である『第九』。(自分が)ケガから復帰したときの作品が『第九』だったんですけど、どうしてもベートーヴェンに取り憑かれちゃって、彼が生きた時代の『第九』の楽譜が欲しくなった」

 

 熊川によると、この古書は当時のドイツ国王に献上された豪華版で、ウィーンの図書館に保管されているのと同じもの。番組の調べによると、値段は440万円をくだらないという。

 

 続いて、もう一冊が1876年に発行された『トム・ソーヤーの冒険』だ。

 

 熊川は「『トム・ソーヤーの冒険』が大好きで。それもバレエ(作品)で作ったんだけど。それでどうしても初版初刷りが欲しくなちゃった」と語る。本を手にとると「すごく素敵。150年前の匂いがする」とご満悦だった。こちらは相場価格で約300万円だ。

 

 最後に、熊川がよく行く古書店の店主から「いままで100点以上はお買い上げいただいています。いつも値切ってこられるので困っています」というコメントが紹介されると、「ぼったくるんですよ。ボソボソ『これを逃したら手に入りませんよ』とか(言う)。けっこう(そのお店で)お金を使っていたので『まけろ』と言った」と反論していた。

 

 番組では、新作舞台のために1000万円かけて馬車を特注したと語っていた熊川。作品作りのためなら、高額な買い物も必須のようだ。

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