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ガンバレルーヤ「モノマネなんてしない!下りてくる!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.22 11:00 最終更新日:2019.05.24 16:27
ガンバレルーヤは、よしこ(28)とまひる(25)のコンビだ。
よしこは、満面の笑みで「小雪です!」と言い張り、ご本人から苦情が来ないか心配になるようなモノマネをする。まひるのモノマネは、「最上もがです」と言い切るも「髪型だけやないかい!」というツッコミがどこからか聞こえてきそうだ。
そんな2人に、モノマネについて話を聞くと、意外な答えが返ってきた。
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――よしこさんはよく、小雪さんのモノマネをやってますが、コントではモノマネはやらないんですか?
よしこ 前の単独ライブで小雪さんのコントをやらせてもらいました。でも私たちのは、モノマネというより下ろしているんです。
――なるほど、そういうことですか。わかりました(笑)。
よしこ そのコントをやる瞬間に、小雪さんが下りるかどうか、私にしたらわからないんですよ。
――もし下りて来なかったら怖いですね。
よしこ そうなんです。小雪さんと『そのライブの時間に下りてくださいね』という約束ができてるわけではないので。私が舞台上でスタンバイして照明がついた瞬間に下ろすんですよ。だから、もし下りなかったら、そのコントは、よしこでいくしかないので、予定していたコントは何にもできなくなります。
――え! それは毎回ドキドキですね。
よしこ とにかく小雪さんが近くにいないと下ろせないんですよ。携帯のエアドロップみたいなもんで(笑)。だからイチかバチかなところがあります。
――過去に下りなかったこともあるんですか?
よしこ あります。たとえばトーク番組で「誰々さんを下ろしてください」って言われたとき、本当に下りなかった場合は、お断りさせてもらってます。こっちはモノマネでやっているわけではないので。
――ライブで小雪さんのコントができたのは、たまたま小雪さんが近くにいたからだと(笑)。
よしこ そうです。そのときは旦那さんの松山ケンイチさんも近くにいたので、まぁちゃん(まひる)にマツケンさんを下ろしてもらいました。
――それで夫婦コントをやったんですね。そのコントは好評でしたか?
よしこ ……ちょっとスベってましたね(笑)。
――え! せっかくご夫婦でご足労おかけしたのに(笑)。今度また、ネタとトークで1時間の単独ライブをやるそうですが、ネタはどうやって作っているんですか?
まひる 2人で作っているんですけど、「ネタを作ろう」ってなってノートを開いても何も生まれないんです。だからお風呂で背中を流し合いながら、即興でミニコントをやったりするんです。
そこで「あ、面白いな」ってなったところを、メモったりしておいて、それをつなぎ合わせたり、そこから新しい設定が生まれたり、派生させていく感じです。だから話の展開とか何もないです。 もともとネタが作れない同士でコンビを組んだんで、作り方がわかんないんですよ。
――その上、お2人はお忙しいですから、さらにネタ作りが大変ですね。
まひる 3本ネタをやる予定ですが、まだ1本もできてないんです(笑)。
――いや、ライブまで1カ月切ってますよ(笑)。
よしこ そうなんです。取材されてる場合じゃないんですよ。「ネタを作れよ」って話です(笑)。
※ガンバレルーヤ単独ライブ「ブイッ3」は6月9日14:00~東京・ヨシモト∞ホールにて
取材・文/インタビューマン山下
1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退。現在はインタビュアー・お笑い記者