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博多華丸・大吉、『あさイチ』出てても年150回以上は漫才を
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.22 20:00 最終更新日:2024.02.21 22:00
芸人の博多華丸が、5月19日放送の『博多華丸のもらい酒みなと旅2』(テレビ東京系)に出演した。
番組で華丸は「1年間でどのくらいステージに立つのか」と聞かれ、「1日3~4回でそれを月に5回くらいやる。年間150回以上は漫才をしている」と発言する。
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2人がNHK『あさイチ』に出ていることもあり、共演者から「ステージからテレビ(収録)に行ったりするんでしょう?」と聞かれ、「(劇場の)合間にテレビを入れたり」と説明。
芸歴30年近いベテランだが、いまだにコンビの調子が噛み合わないこともあるという。
華丸は「6時起きで東京から出発して、大阪で朝9時40分の出番とかもある。そしたらどっちかは寝起き丸出しとか、昨日の酒が丸残りとか、塩分で顔パンパンとかで噛み合わない」とし、「それを年輪と思ってお客さんに楽しんでもらいたい」と明かしていた。
ちなみにネタを考えるのは大吉だが、華丸に台本が渡されるのは本番当日らしい。華丸は1月20日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)でこう語っている。
「本番直前の2時間前にネタを無理やり頭に入れる。(相方は)ギリギリまで俺に(台本を)渡さない。手塚治虫と編集者みたいなもの。僕は台本通りがわりと好きで、アドリブよりも練習派。(大吉は)僕が自主トレで稽古するのが嫌らしい」
2014年に優勝した「THE MANZAI」では、出番直前のCM中に大吉がネタを変更していたという。2015年12月1日放送の『華丸・大吉25周年記念 祝いめでたSP』(西日本テレビ)にて、大吉は「相方に対しての信頼感があったからできたこと」と明かす。
漫才に対してこだわりを持つ大吉は、2014年8月17日放送の『お茶ガシとおハナシ』(フジテレビ系)にて、「死ぬまで漫才師でいたい」と発言。博多華丸・大吉独自の漫才スタイルについて、こう説明している。
「福岡って突っ込みの文化がない。僕らが子供のころ、少なくとも吉本に入ったときは誰も突っ込まなかった。博多仁和加って伝統芸があって、お面をかぶってダジャレみたいなことを言う。それに誰1人突っ込まず『面白いこと言った』って拍手で迎える文化が(福岡に)あって。
漫才を始めたときの吉本からの条件が『標準語、関西弁は禁止。博多弁で漫才しなさい』と。一言でも発したら罰金500円。でも、そういう文化だから、突っ込みの言葉がない。だから華丸大吉って突っ込みが存在しない『なだめている』漫才なんです」
『お茶ガシとおハナシ』では「仲裁に入っている感じ。最終的には1回も突っ込まない漫才を目指す」と語っていた大吉。漫才にこだわり続ける2人なら、きっと実現できるはずだ。